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脱力仕切ったAはジフンに寄り掛かりながら肩に顔を置く。ジフンは鬱陶しそうにAの顔を退かすと、Aはジフンの背中に背中を合わせて伸し掛かる。どうやら背凭れが欲しいらしい。
「パクジフン。ベベが冷たい」
「日頃の行い」
「黙れ優等生。あんたの王子様スマイル笑えてくるから私がいるとこで笑わないで」
「うるさい問題児。お前には笑いかけてやんねえよ」
諦めたジフンは、己もAに体重をかけながらカトクで夜に会う女の子とメッセージを交換する。
「そう言えばそうだー。私パクジフンの笑った顔見たことない」
「は、さっき笑うからやるなって言っただろ」
「違う、違う。なんか、自然体の方のやつ？」
「それも永遠に見せてやんない」
「私あんたの呆れ顔と見下し顔しか知らない。あ、あと真顔。面がいいから似合ってるのこの上なく腹立つ」
「お前、俺の顔好きだよな」
「大好き。顔だけならずっと見てられる。あの笑顔はあれはあれで好きだけど」
あっさりと宣うものだからジフンも特に動揺しなくなっていた。徐々にAにじわじわ染められていることに気付いてはいない。
「ベベー、あー、ベベに会いたい」
「家近くなら会えば良いだろ」
「彼女いるから無理。それに最近ヌナって呼んでくれない！！」
「嫌われたんだろ」
「やっぱ下着でお迎えはダメだったか」
「は？？」
思わずやり取りから目を上げて振り返った。ジフンがずれたことによってAはジフンの膝の上に飛び込みぐちゃぐちゃである。
「勉強しにきたらしくて、オモニがいなかったから丁度風呂から出てたとこだし待たせるのも悪くて。そしたらベベ怒るんだよね、減るもんでもないのに」
寧ろご褒美じゃない？とあっけらかんと言うAにジフンは大きな溜息をついた。確かにそのスタイルを惜しげもなく晒すのになんの躊躇もいらないかもしれないが。でも、それは違うだろう。
この先、ジフンはAに恥じらいという言葉を覚えさせる為に苦闘する未来が待ち受けている。
「そこから拗ねちゃって、ヌナって呼んでくれない。なんで？この魅惑のスレンダースタイルそんなに醜い？」
「胸がスカスカだったんじゃない」
「これでもDはある」
「そういうとこだよ、ソヌA」
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こー - いえいえ!わざわざありがとうございます(涙)楽しみにしてました!読ませていただきますね! (2020年5月25日 0時) (
レス) id: 15c5b103b3 (このIDを非表示/違反報告)
FIX(プロフ) - こーさん» 遅れてしまい、大変申し訳ございませんでした。今日やっとお話あげたので、まだ気があれば是非読んで下さい。感想待ってます。 (2020年5月21日 10時) (レス) id: e6fb1d1801 (このIDを非表示/違反報告)
こー - お久しぶりです( ^_^ )投稿したお話って何日くらいしたら見れるんですかね?? (2020年5月20日 23時) (レス) id: 15c5b103b3 (このIDを非表示/違反報告)
FIX(プロフ) - こーさん» コメントとても嬉しいから大丈夫ですよ〜笑笑 ありがとうございます、地道に頑張ります。1日ほどお待ち下さい〜！ (2020年5月12日 1時) (レス) id: e6fb1d1801 (このIDを非表示/違反報告)
FIX(プロフ) - springさん» 会社の同期で話進めてるので、幼なじみ設定である人を出そうと思います〜。リクエスト送って下さったのにすみません、幼なじみのお話はまた別の機会か、並行で書かせて頂こうと思います。次作も何卒よろしくお願いします〜！ (2020年5月12日 1時) (レス) id: e6fb1d1801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：FIX | 作成日時：2020年4月8日 11時
