ようこそ、わが家へ。

7 ページ9

貴方side
結局、昨日のことは誰がやったのかわからなかった。
七菜に＜藤井くんがやったんじゃない？＞
って言われた。

けど、流星はそんなことしない！


・・・多分。


なんでだろ？
まだ、どこかで流星を信じてる？



もー！いいや！
気分転換にクレープ食べに行こ♡

ちょっと怖いけど、大丈夫だよね？



(クレープ屋)
店〉いらっしゃいませ！
『こんにちは。』
店〉失礼ですが、お客さまはこの前もいらしてましたよね？イケメンな方と一緒に。
『はい！覚えててもらえて嬉しいですﾆｺ』
店〉そりゃあ、覚えてますよ！あ、今日は何にしますか？
『えっと、キャラメル苺チョコで！』
店〉少々お待ちくださいね。
『はーい♪』

店〉お待たせいたしました！300円です。
『はーい。ありがとうございます！』
店〉ありがとうございましたー！


『おいひ/♡♡』
ベンチに座ってクレープを食べる。
ん？隣に誰かいる？

？〉久しぶり！
『流星・・・』
流〉美味そうやなぁ〜。俺にもちょーだい♡
『何しに来たの・・・。』
流〉１コだけ、警告したろ。
『警告？』
流〉（人１）、おまえの彼氏は浮気しとる。
『・・・え？何言って』
流〉ほんまやで。
流星の瞳は真剣だった。

けど、そんなわけないよ・・・。

流〉証拠やってあるで？
写真を渡された。
そこには望とキスしている女の子がいた。

わけわかんないよ。
望と一緒に食べたあのクレープを今も食べていると思うとクレープがマズいと思った。


＿＿＿＿＿＿＿助けて なんて自分が振った人に言える訳ない。


気が付くと泣き出してた。
流星は優しく抱きしめて溢れてくる涙を拭ってくれた。


私が探してた温もりはこれだったんだ。


『りゅっ、せ(泣』
流〉ん？
『ごめんねっ(泣』
流〉（人１）はなんも悪ないで？やから、泣きやんでや。な？
『うんﾆｺありがとう！』


lineで言おうかな？
失礼だよね。


明日、学校で言おう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿大好きでした。さようなら。

8→←6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す