なんか、まふまふに懐かれてる。

みるくてぃ三十三本 ページ35

Aside

うら「俺も彼女ほしーなー！」

まふ「僕の彼女に手ぇ出したらダメですからね！」

そら「コスプレしてくれる可愛い美少女降ってこねえかな」

坂「3人とも酔いすぎだって！」

…なに、この状況

ーーー

遡ること約三十分前。

アルコールを含んだ4人だ。

うら「ああっ、うめーー」

そら「梅酒ねえのかな」

うらそらが先に酔い始めてから、
お酒の怖さを思い知る。

そら「Aちゃんとはどこまで行ったー？」


…は？


まふ「て、つなぎましたー！」

呂律が微妙に回っていないふたり。
あ、これ酔い始めてる。

いろいろ暴露しそうで怖いんだけど
いや、暴露しちゃやばい秘密なんて持ってないし…

そしてそらるさんは、きっとお酒には飲まれない
アルコールに強い人のはず。

生放送とかでめっちゃ飲んでるし。

そら「【自主規制】はー？」

まふ「できてませーーーん」


前言撤回。

そらるさんやばい。

危険、危険。

坂「うらさんにくくださーい」

うら「食え食え、もっと太っちまえハム」

坂「辛辣ですようらさぁん」

うらさかがいちゃいちゃしだす。
坂田さんがうらさんの左手にくっついてる。

腐女子じゃなくてもドキドキする。

かわいい、かわいい！

まふ「あー、Aさん。うらさかなんて見てないで、
　 僕のことだけ見ててくださいよ」

そういってまふは、私の脇腹を抱きしめた。
くすぐったい、こそばゆい、死ぬ。

密接！

デレは死ぬからやめてぇぇぇぇぇ

まふ「Aさん、僕にもお肉ください」

貴「え、いいよ」

私はまふに、焼き立てのお肉を乗せた皿を差し出した。
するとまふは、

まふ「ちがう。ふーふーして覚ましてから、
　 あーんしてよ」

貴「！？」

怖気付きながらも、ふぅふぅと息を吹きかける。
そして、まふの薄い唇の中へ…

まふ「おいひい」

このいきものは、




なんとあざといことでしょう

みるくてぃ三十四本→←みるくてぃ三十二本

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す