なにあの男の子 ページ44
「はぁ、はぁ！いたっ！あれだ！！」
全速力で走って現場に行けば既に獄寺と山本が倒れてる。
死んではなさそうだけど重症だろうな。
ツナは？
？「ぐあっ！」
「？誰あれ」
ツ「バジル君！！大丈夫！？」
バ「さ、、沢田殿…早くそれを持ってお逃げ下さい！！」
ツ「でもっ」
「ツナ！！」
よかった！！ツナは無事なんだ！！
てか何持ってんのその箱。
変な柄のついた頑丈そうな箱だな
ツ「姉さん！？なんでここに！？」
「ツナが襲われてるって聞いたからでしょ！ほら立って！！」
ツ「俺の事より姉さん逃げないと！！」
「何言ってるの！」
言ってる場合じゃないでしょってのに！
あのサラサラヘア男の子が時間を稼いでくれてんだから！！
？「あぁ？なんだァ？女？」
バ「え！？あなたは…お逃げ下さいお2人とも！！コイツはまだ倒せません！！」
「はぁ？」
？「ゔおぉぉい！！どこのどいつか知らねぇが…逃がすと思ってんのかぁ？その箱ぶんどるまでどこまでも追いかけてテメェらを切り刻んでやるぜぇ！！！」
「なにアイツ。頭イカれてんの？」
バジルって子が敵わないとかなんとか焦ってるけど。
腹立つなぁ
初対面だし君に何が分かるの
バ「やめろスクアーロ！！お前の相手は拙者だ！！」
ス「うるせぇぞゴミ野郎が！！そんなに死にてぇなら」
「！！」
ス「今すぐここで3枚に卸してやらぁぁ！！！」
ツ「バジル君！！よけて！！」
バ「あっ」「チッ。剃！！」
ガキィィィンンン！！！
ス「…ほぉ？((ニヤ」
バ「え？」ツ「姉さん？」
「あっぶなー。セーフだよね？」
このロン毛野郎とお腹の空きそうな名前のバジル君の間に入ってロッドで刀を受け止めた私。
変な絵面。
てか左手使えないのによくやってくれるわ。
バ「はっ！。Aさんダメです！！お逃げ下さい！！」
「え？なんで名前知ってんの？知り合いだっけ？」
バ「違います、事情は後で話すので今はっ」
「へぇ、そう。なら」
ス「っ！？《ﾍﾞｷｨｯ》ぐはぁっ！？」
「コイツ始末してからでいーよね？」
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作者名：paru | 作成日時：2023年2月1日 14時
