お迎え！ ページ5
ザワザワ、ザワザワ
生「聞いたかよ？校門にすげー美人がいるんだって」
生2「聞いた聞いた！てか俺見てきたけど超美人だったぞ！」
ツ「なんか賑やかだね？なにかあったのかな？」
獄「なんか校門に誰か来てるみたいっすよ。そいつが美人だって噂になってるらしいっすね」
山「へぇー？どんな人だろうな！」
下校時間になって獄寺君と山本と一緒に帰り支度してたらクラスが一気に騒がしくなった。
そんな美人なんだ、ちょっと見てみたいかも
獄「ん？あれじゃないっすか？」
ツ「え？」
山「お！ほんとだちょっと見えるな！」
獄寺君が教室の窓から見つけた人。
なんだか見覚えあるような…
ツ「あ…あれは…まさか！？」
獄「え！？10代目！？」
山「どこ行くんだよツナ！」
あのビシ！とした立ち方。
俺と同じ色の髪
そんでもってすごい美人！！！
ーダダダダダダダ！ー
ツ「はぁっ…はぁっ…あ、あの…」
「ん？あっ！やっと来た！」
ツ「やっぱり！？急にどうしたんだよ！！」
姉さんだ！！
なんで俺の学校に来てるんだ！？
会うのだって1年半ぶりなのに！！
「どうしてって、今日は家に行くってママに伝えてたけど？聞いてない？」
ツ「えぇ！？聞いてない聞いてない！！母さんめ忘れてたな！！」
「そっか(笑)家に行ってもこの時間ツナはいないでしょ？だから迎えに来て一緒に帰ろうと思ったのよ。ダメ？」
ポン！て頭に手を乗せてニコ！って笑う姉さん。
小さい頃から姉さんには守られっぱなしだからこんな事されると妙に安心するな。
ツ「いや、ダメじゃないけど」獄「おいてめぇ！！」
ーガッ！！ー
「！」
ツ「獄寺君！？ちょ、何してんの！？」
いつの間に来てたんだろ！？俺の頭に手を乗せる姉さんの胸ぐら掴んでめちゃくちゃキレてる！！
でもそんな事したら…
獄「どこのどいつか知らねぇがこの方に気安く触ってんじゃ((グルン！！))！？」
どすんっ！！！
獄「いっってぇぇ！！」
「なに、君。つー君に何の用」
投げ飛ばされるって…
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作者名：paru | 作成日時：2023年2月1日 14時
