結婚なんてしません！ (ページ22)

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来ないで。ページ22

ツ「え？姉さん今日は自分の家に帰ったの？」

マ「そうなのよ、顔色良くなかったから止めたんだけどね？ここだと休まらないからって。」

ツ「あー…それは何となくわかる。」

ワイワイ騒ぐ子供達もいればそりゃ休まらないよな

でもどうしたんだろ姉さん、大丈夫かな？

ディ「A今1人なんだろ？俺様子見てくるぜ」

マ「あ、待ってディーノ君！Aちゃんがねディーノは来させないでね。って言って行ったから今行ったら怒られちゃうわ！」

ツ「なんだそれ！？」

ディ「っ！」

ディーノさん、すごく悔しそう

姉さんいくら何でもそれは酷いよ！

心配してるのにそんな事言わなくてもいいじゃないか！！

ツ「俺姉さんとこ行ってくる！！」

マ「ちょっとツナ！今はまだ安静にさせておかないとダメよ！」

ツ「だからって心配してるのにそんな言い方ないだろ！？それじゃ！」

マ「あっ！もう…。怒られても知らないから！」

ビ「…あんたはどうすんのよ跳ね馬」

ディ「え？」

ビ「まさかその一言で行かないつもりなのかしら」

ディ「そっ、そんなわけないだろ！待てツナ、俺も行く！」

―――

「痛い…」

なんだ、これ…胸の痛みが益々強くなってきてる

さすがに病院行くべき？

「はぁ…はぁ…ゔっ…」

今日はこっちに帰ってきたの正解だったかもね。

実家にいたんじゃ皆パニックだったわよ。

にしても

「何が…こんなッ」

目の前が霞む

ボンヤリして頭がクラクラしてきた。

き、救急車…

ーピーンポーン！

「？だれ…こんな時に」

今はまだ19:00頃。

訪ねてきてもまだ大丈夫な時間だろうけど、どうする？

居留守使う？

ドンドン！ツ「姉さん！いるんだろ！」

「つ…な？」

インターホン見てみれば怒り顔なツナが扉を叩いてる。

まったくこの子ったらなんて来たのよ…。