結婚なんてしません！ (ページ19)

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何が好き？ページ19

ディ「ほげぇー…」

ツ「ディーノさん？大丈夫ですか？」

ディ「ほげぇー…」

リ「しっかりしねぇかヘナチョコディーノ！！」

ベシッ！！

ディ「ブッ！！いってぇぇ！？なんだよ急に！！」

リ「急にじゃないぞ。お前がバカ面でボーッとしてるからこうなるんだ」

ディ「バカ面って…ったく。だからって蹴飛ばすなよ…」

昼間のA、可愛かったな…

あの笑顔をもう一度見たいんだが。

どうすれば笑ってくれるんだ？

ツ「あの…ディーノさん」

ディ「ん？どうしたツナ」

ツ「姉さんに何かされました？」

ディ「え？何か？ってなに…」

ー美味しい…ー

ディ「ｶｧｧ///なななななんでもねぇ！！何でもないぞ！！」

ツ「でも姉さん、ディーノさんの事すごい嫌ってるし…何かトゲのある事言われたんじゃ…」

ディ「ｸﾞｻｯｯ)))きら…そうだよなぁ…なんであんなに嫌われてんだろうな…」

弟の口から”嫌ってる”って直接聞くのはやっぱり堪えるな…

婚約の話がそんなに嫌だったのか？

ツ「ディーノさん！？やっぱり何か言われて！」

リ「トドメを刺したのはお前だぞツナ」

ツ「えぇ！？俺！？なんで！？」

ディ「いや、、いいんだ。それよりツナ、聞きたい事があるんだがいいか？」

ツ「なんかごめんなさい…聞きたい事って？」

そういえばだけど俺、Aの事何も知らないんだよな。

どんな趣味か？とか何が好きかとか。

嫌いな物も知らないし…

ディ「Aって何が好きなんだ？その、、そろそろイタリア戻らなくちゃだからよ。何かプレゼントしたくて」

ツ「姉さんの好きな物ですか？うーん。…そういえばいっつも俺の事ばかり構ってて姉さんって何が好きなんだろ？」

リ「サクランボと海だろ。お前あんなブラコン気質な姉なのに何も知らないのか」

ツ「むしろ何でリボーンが知ってるんだよ…」

リ「さっき居間で大量のサクランボ食ってたからな。美味かったぞ」

ディ「え！？じゃぁ呼んでくれよリボーン！」

なんで教えてくれなかったんだよ、一緒に食べれるチャンスだったのに！！

リ「呼んでも来なかったのはお前だぞディーノ。ツナ、お前はもう少し洞察力を磨け！Aはいつも海に関する物をつけてるぞ」

ツ／ディ「うっ…」

たしかに思い返してみれば海に関するものをずっとつけてたな。

そうか…明日アクセサリーでも買いに行くかな。