【無印イナイレ】最強少女と天才少年２【鬼道有人】 (ページ3)

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第５０話逆転ページ3

雷門のキックオフで試合が再開される

染岡が迫る相手を次々とかわし、再び必殺シュートを放った

染岡｢ドラゴンクラッシュ！｣

だが...

相手キーパーの必殺技、“ゆがむ空間”に止められてしまった

そしてボールはキーパーから前線の幽谷へと渡り...

幽谷｢ゴーストロック！｣

雷門は再び動きを封じられてしまう

一点、また一点と決められていき、ついに逆転を許してしまった

──ピピーッ！

前半終了のホイッスルが鳴る

２ー３という結果で前半が終わってしまった

風丸｢クソっ、どうなってるんだ...｣

半田｢急に足が動かなくなるなんて...｣

皆の表情はとても暗かった

ただし、円堂一人だけはいつも通り前向きだった

円堂｢皆、何ビビってるんだよ！まだ前半じゃないか！｣

前向きな気持ちはとても大切だ

だが...

(呪いなんて信じてないけど...)

A ｢“ゴーストロック”ってやつの仕組みが解けない限りは...｣

足が動かなくなる原因が分からない限り、こちらに勝ち目はない

円堂｢そういえば...あの監督が呪文を唱え始めてからだよな、尾刈斗中が変な動きをし出したのって…｣

春奈｢言われてみれば、確かに...｣

木野｢じゃあ、あの呪文に何か秘密が？｣

(呪文、か...確かに怪しい)

円堂｢答えは試合中に見つけるしかないな｣

明るく前向きな円堂に、チームの皆もやる気を取り戻し、表情を明るくする

彼のそんなカリスマ性にはいつも驚かされていた

(本当に凄い人だな、円堂君は...)

負けてられない、と私も気合を入れつつ、必死に考えを巡らせる

(何としてでも答えを見つけないと...

皆のために私が出来ることは、それくらいしかないんだから...)