【無印イナイレ】最強少女と天才少年２【鬼道有人】 (ページ2)

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第４９話異変ページ2

尾刈斗からのキックオフで試合が再開される

再開後すぐにボールを奪うが、豪炎寺は先程と変わらずがっちりマークされていた

(一点取られても、尾刈斗に焦っている様子はないな...)

ボールは再び染岡へパスされる

染岡｢ドラゴンクラッシュ！｣

彼の放った必殺シュートでまた一点、点が入る

雷門の皆はすでに勝利を確信しているようだ

だが、私は少し違和感を覚える

(二点も決められてるのに…何であんなに飄々としていられるの...？)

するとその時...

尾刈斗の監督である地木流が、何かを呟きながら立ち上がった

地木流｢まさか、豪炎寺君以外にあんなストライカーがいるとは...｣

A ｢...？｣

その時、今まで温厚そうだった地木流の表情が一変した

地木流｢雷門中の皆さん...雑魚が、調子乗ってんじゃねぇぞ！｣

まるで別人のようなその表情に、私は少し恐怖を覚える

(え...何？急に...)

嫌な予感がした

地木流は尾刈斗の選手達にこう叫んだ

地木流｢てめぇら！そいつらに地獄を見せてやれ！｣

その合図と同時に、尾刈斗の選手達が動き出す

そして地木流は謎の呪文らしき言葉を唱え始めた

幽谷｢“ゴーストロック”！｣

尾刈斗のキャプテンである幽谷がそう叫ぶと...

壁山｢！あ、足が...！｣

影野｢動かない...！｣

雷門の皆は慌てて動こうとするが、何故か足が動かなくなってしまったようだ

何が起きたのか分からず、私は呆然と辺りを見回す

そして幽谷は、雷門のゴールに必殺シュートを放った

幽谷｢ファントムシュート！｣

円堂｢...くっ！｣

動けない円堂はどうすることもできず...

あっという間に一点取り返されてしまった

円堂｢“ゴーストロック”...？｣

A ｢一体、何が起こってるの...｣