【無印イナイレ】最強少女と天才少年１【鬼道有人】 (ページ29)

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第２７話違和感ページ29

帝国との練習試合があったその日の夜──

私は久し振りに渚のお見舞いに来ていた

渚｢えっ...A、転校してたの？｣

A ｢うん、ごめん...忙しくてそれを言うことも、お見舞いに来ることさえ出来なくて...｣

(本当は、有人のこともあって言い出せなかっただけなんだけど…)

渚｢...そっか、全然大丈夫だよ！

新しい学校はどう？楽しい？｣

A ｢うん...実は色々あって…｣

私は円堂のことや、凄腕ストライカーの豪炎寺についての話をした

練習試合のことや、帝国のことは言わなかった

渚｢そっか...なんか安心した｣

A ｢...え？｣

渚はふと微笑むと、

渚｢楽しそうだなって...｣

と、どこか物惜しげに呟いた

A ｢...渚？｣

渚｢...あ、ほら、A大人しいから、ちゃんと友達できたのかなって、心配したの！

でも...よかった、その人達がいるなら安心だね！｣

渚はどこか慌てた様子でそう言った

心配してくれているのはとても嬉しいが、今日の渚はどこかが変...そう思わせる様子だった

(...？渚...？)