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紀行録7:夢のはじまり ページ7

結局あのあとはスーパーに行って晩御飯の材料と調味料だけ買って帰って来てしまった。


結局お昼ご飯は抜きだ。

でも、良いことも。

生前使っていたケータイがなんとベッドの上にあったのだった。
本当に私ったらバカヤロー☆←

ケータイさえあれば地図アプリだって起動出来たろうに…

でもまぁコナン君のこと色々知れたし、いいや。


「結局飯食わなかったのか?
んじゃ晩御飯が記念、だな。晩御飯何にするんだ?」


『あ、おはようリンネ君。オムライスの予定かな』


早速買ってきたものたちを冷蔵庫に入れながら姿のない彼と話す。



「いいねぇ、旨そうだ。ところでさぁA〜」


『ん?』


「江戸川コナン、って子に“仕事の都合で”って言ってたけど何の仕事するんだ?」











『あ』




「これで学校は通いづらくなったんじゃねーのか?」


『ああああああああああっ』


ホンット私のバカヤロー!!!(本日3回目)


『こーなったら…』


「お?やりたいことでもあるのか??」


ふっと、頭に浮かんだ職業があった。


『作家。絵本とか童話とかの作家になりたい』



リンネ君はへぇ〜、と言った。

「なんていうか、意外だな。」


『…私、最期に小学生庇って死んだでしょ?彼らの泣き声を聞いて、“泣かないでほしい”って思ったんだ。だから児童関係の仕事に就きたいなって、

…それにね』


「それに?」









…“かぁさーん!”






『…まぁ、色々思うところがあるから。』


するとリンネ君は優しい声で「そうか」とだけ答えた。




「よし、Aの夢も決まったところでオムライスパーティー、だな!」


『パーティーは出来ないでしょ(笑)』






その日はとても温かい、新しい世界の1日目だった。

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設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , トリップ   
作品ジャンル:恋愛
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paranoia(プロフ) - めーめさん» ご指摘本当にありがとうございます…!主人公ちゃんはちょっとツンデレな部分もありますがよろしくお願いします(笑) (2018年3月19日 0時) (レス) id: 1c11084766 (このIDを非表示/違反報告)
めーめ(プロフ) - 27、真一君じゃなくて新一君だと思います! 強がりな主人公も可愛くて好きですw (2018年3月19日 0時) (レス) id: a5dfe9bc59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:paranoia | 作成日時:2018年3月16日 14時

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