紀行録6:エンカウント ページ6
迂 闊 だ っ た 。
いやぁ、ホンット私のバカヤロー☆←
もう6話でキャラ崩壊しまくりだよどうするよ本当に。
家を出る→道分からない→キョロキョロしちゃう→主人公に「なんだコイツ」みたいな目でみられる。
「お姉さんどうしたの?そんなに周りをみて」
おやこれは本気で心配してくれt「もしかして…何か探してるの?」
ジッと目の奥を見られた気がした。
いや、完璧“見られた”。
…だからといって動揺はしないが。
『うん、そうなんだよ。これからお買い物しようと思ってたんだけど今日引っ越して来たばっかりなんだよね〜。スーパーって何処にあるか知ってる?』
少しだけ主人公君の背丈に合わせるように屈み、目と目の間を見つめて会話をする。
目を合わせると緊張してボロが出るしね。
「そうだったんだぁ。だったら僕が案内するよ」
『良いの?ありがとう。ねぇ、僕の名前は何て言うの?』
「江戸川コナンっていうんだぁ。おねぇさんは何て言うの?」
『私はAAっていうんだ。どうぞよろしくね、コナン君。』
特に原作、そしてキャラクターの皆さんと関わろうとは思わないが、輪廻の神様がトリップのことは内密にしろって言っていた。
…だからこそ、今の状況はラッキーの一言に尽きる。
私が恐れるのはボロを出すこと。
めちゃくちゃ原作を知っている訳ではないが、
江戸川コナン=工藤新一
であることはシークレット中のシークレットだし、映画でも出てくる赤井さん(だったっけな)
やらもなかなかのキーパーソンらしい。
知らないっていう割には何故知っているのかというと友人がファンでほとんど聞き流しているが、映画を見ると嫌でもそこそこ分かってくるものだ。
…話が逸れたけど、今このコナン君との時間を有効に使うことで彼の交遊関係などを引き出させることでボロを少しでも抑えることが重要だ。
話術には自信もあるし、もしもの時の言い訳も思い付くのが速いのが特技だ。
「ねぇ、Aさんって前は何処に住んでたの?」
『関西の方だよ。仕事の都合で此方に引っ越してきたの。
そういえばコナン君って小学生だよね、まだお昼なのにもう帰るの?』
チラリと彼の背中におぶさっているランドセルを見つめる
「うん、今日は学校はお昼までなんだぁ」
懇談とかなのかな、と納得しつつ、話に花を咲かせ、スーパーに着いたときには結構仲良くなっていた。
『じゃあまた』
といって今日は彼との会話を終わらせた。
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paranoia(プロフ) - めーめさん» ご指摘本当にありがとうございます…!主人公ちゃんはちょっとツンデレな部分もありますがよろしくお願いします(笑) (2018年3月19日 0時) (レス) id: 1c11084766 (このIDを非表示/違反報告)
めーめ(プロフ) - 27、真一君じゃなくて新一君だと思います! 強がりな主人公も可愛くて好きですw (2018年3月19日 0時) (レス) id: a5dfe9bc59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:paranoia | 作成日時:2018年3月16日 14時