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A side











2週間経ってもライキくんからは、何も連絡が来なかった。









あたしもなんて連絡したらいいのか分からなくて、、もしかしたらライキくんも一緒なのかもしれない……。

 








モヤモヤしたまま時は過ぎ、仕事帰りにボーッとしながら家に向かった。








、、、あたしも、自転車買おっかな。



そうだ、自転車で通うつもりであのマンションにしたんだった。歩くの苦じゃないから忘れてたな、、、。自転車っていくらくらいするんだろ、、、。
ライキくんに聞いてみよっかな、、、。でも急に自転車の話されてもなんだって感じかな。





うーん、、、。







ライキくん、もしかしたらもう会ってくれないのかな、、、。







いつまでもあたしがウジウジ崇裕のこと引きずって、いい加減嫌気がさしたのかもしれない。







…ううん、でもライキくんはそんなことで怒ったりする人じゃないし。
きっと、、、、……でも、、あの時のこと、いい気はしなかったよね、、、、。












あたしは結局どうしたいんだろ……。









どうやっても、、、忘れられないときって、、どうするんだろう………。









 

ぐるぐる考えながらマンションに着いて、カバンをゴソゴソして鍵を出してガチャリと開ける。





ドアを開けて、一歩足を踏み入れた瞬間だった。










ドンッッ!!と後ろからものすごい勢いで押されて玄関に倒れる。









『っ、?!?!、、っ、きゃ 「騒ぐな!!!!」











 

※作者より→←48



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作者名:ふう | 作成日時:2022年11月30日 22時

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