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…ライキとは相変わらず仲良うしとるみたいやった。
他の従業員と話しとんのが聞こえてくるくらいしか情報はないけど、Aは元気に過ごしとるみたいや。
……1週間前、仕事帰りにスタジオの方へ顔を出す用事があって店を閉めて車で向かう時やった。
信号待ちをしとる時、すぐに分かった。ライキとA。
楽しそうに笑い合いながら、手を繋いで歩いとるのが見えた。
、、、幸せそうやな。…2人、うまく行っとるんや。良かった。
もう俺もええ加減忘れなな、、、と心の中で苦笑いをして、青信号に変わると車を走らせた。
.
ラ「お疲れ様です」
「お疲れさん。気ぃ付けて帰れよ。」
……
……？
店を閉めて、帰るんかと思ったら俺がＰＣをいじっとる事務用の机の前に突っ立っとるライキ。
なんなんやろ、と思って顔を見上げた。
「…どうした、なんかあったか、？」
ラ「、、、オーナー、……こないだ、気付いてましたよね、？」
「……ん？」
ラ「俺たちのこと、見えてましたよね、？車から。」
、、、こないだのことか、
「あー、、なんとなく、」
ラ「オーナーって、………なんでAちゃんのこと振ったんですか、」
「、、、は、」
ラ「……2人、好きあってたじゃないっすか、なんで付き合わなかったんですか？」
「…なんや急に、、なに言うてんねん、笑」
ラ「、ちゃんと答えてください。…あんなに想いあってたじゃないすか。
俺が遊びに行ったときだって恋人同士みたいだったし、」
「…はぁ、、、。……別にそういう訳やないやろ。あいつはただの居候や。想い合ってへんわ、恋愛感情なんてない。
もともと一緒に住んでた訳やなくて、事情があって仕方なく一緒に暮らすことになって…って、この話せえへんかったか、？」
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作者名：ふう
| 作成日時：2022年11月30日 22時
