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A side
『ふぁー！！終わったー！！』
「はは、とりあえず生活はできるな、」
『ちょっと寂しいなー、崇裕遊びにきてね！』
「はは、ほんならそろそろ行くな、」
崇裕に引っ越しを手伝ってもらって、…手伝うというか、全部一緒にやってくれたんだけど、笑
荷ほどきも一通り終わった頃にはすっかり夜になっていた。
『ありがとう！すごい助かった！
今までお世話になりました。』
「や、こっちこそ忙しいのにいつも飯の用意とか家のこととかありがとうな。」
『ううん、そんなんじゃお礼にならないくらいいろいろしてもらっちゃったし。』
「なんもしてへんよ、」
『いや、ありえないくらいお世話になっちゃったから！！
崇裕がいなかったらと思うとゾッとするよ、』
「はは。
……女の人の一人暮らしは、危ないことあるかもしれへんから気ぃつけるんやで。」
『うん、ありがとう！』
「…ほんなら、元気でな。」
…えっ、、？なにその挨拶。もう会わないみたいじゃん。なんか変じゃん。
え、違うよね、、？
そういう意味じゃないよね、、？
『、、っ、またね？』
「………」
『………、ねえ、、？、また、、会える、よね、？』
「…悪い、もうこれ以上は、」
『っ、』
えっ、、？
もうこれ以上は、、って、なに、、、？
『ど、、、ゆ、、』
「……ウチに来ることになってから、いや、それまでも大変やったと思うけど。
Aが1人でもちゃんと生活していけるようになって、ほんまに良かった。」
『、、っ、』
「体に気ぃつけてな。」
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作者名：ふう
| 作成日時：2022年11月30日 22時
