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崇裕side
意外と早く対応が済んで、マンションに戻ってきた。
どっか寄ってデザートでも買ってこうかなと思ったけど、Aが用意しとるやろうからやめておいた。
食後のコーヒーは俺が淹れよう……と玄関に入り廊下を進むと、
‘あー、、、好きな人は……最近できた、’
“そうなんだ！どんな人？”
‘んー、、、明るくて、素直で、頑張り屋で、、、でもなんか危なっかしくてほっとけない子かな。’
………。
俺は音を立てへんように玄関に戻り、そっとマンションを出た。
車に乗り、エンジンをかけてとくに行くあてもないけど車を走らせた。
……ライキはやっぱり、Aのことが好きなんやな。
2人がうまく行ってくれたら願ったり叶ったりや。
ライキは信頼できる奴やし、今度こそAは幸せになれる。
良かった。
もうこれで、なんも心配いらん……。
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作者名：ふう
| 作成日時：2022年11月30日 22時
