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ベッドに入れてやり、すうすうと眠るAの頭を撫でとると、無性にAが愛おしく思えた。
あんな怖い思いしたんに、、看病してくれたんやな、、。
ほんまはあっちのマンションに近づくんやって不安やったやろうに……俺のために慌てて来てくれたんよな、、、。
胸が、温かさに包まれる。
…愛おしい。守りたい。
どうしようもないくらいに、愛おしい……。
「……好きや、」
寝とるAの唇に、惹かれるように顔が近付いていく。
「………、
っ、！！」
唇が触れた瞬間、我に返りバッと顔を離して距離を取る。
あかん…、、。あかん、しっかりせえ、俺。
そのまま逃げるように立ち上がり、寝室を出た……。
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作者名：ふう
| 作成日時：2021年12月10日 15時
