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A side
崇裕と会わない間、お店屋さんにいろいろ行ってみたりして、気に入ったところを一軒見つけた。
それで、今日でちょうど崇裕が言ってた一週間は経ったし、ちょっと相談してみようかなって電話をしてみることにした。
LINEはちょこちょこ来てたけど、話すのはちょっと久しぶりだからドキドキしながら電話した。
なかなか出ないから、あんまり長く鳴らしたら迷惑かな、と思いつつ、もうワンコールだけ、次で切る、ってついつい引き伸ばしちゃって。
崇裕の声が聞こえた瞬間、一気に胸が高鳴った。
でも…あれ、、。なんか変。
声もガサガサで元気なさそうだし、なんか息も上がってる。
もしかして、、病気…？！
すぐに電話を切って、家を飛び出した。
この時間はともくん仕事のはずだから、様子を見てすぐ帰れば大丈夫。
一瞬不安が頭を過ったけど、でも崇裕のほうが心配だ。
それになんか、、
やっぱり崇裕に会いたいんだ、、、。
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作者名：ふう
| 作成日時：2021年12月10日 15時
