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なにか物音がする…と、目を覚ますと、ヴー、ヴー、ヴー、、とスマホが鳴り続けとった。
、、Aから電話や。なんかあったんか、？
「…どうした、」
『あ！出た！良かったぁ！1週間経ったし、どうしてるかな、ってちょっと電話してみたの、』
俺の心配はよそに、いつものテンションのAにほっとして、少し笑みが溢れた。
「あー、、悪い、忙しくて、、」
『えっ？ごめんまだ仕事中だった？！』
「ちゃう、ええんやけど、」
『あれ、なんか声変じゃない？』
「や、別に、」
『うそだ！、え、なんか息荒くない？
もしかして体調悪いの？！』
「や、、大丈夫やから。
悪い、なんもないならまた連絡するわ」
『ちょ！！すぐ行くから！薬は？飲んだ？病院行った？』
「や、危ないからええって、こっちになんて来たらあかん、」
『大丈夫！ともくん今仕事に行ってる時間だし！ご飯だけ作ってすぐ帰るから！大人しくしてて！』
「あ、おい、っ！」
ツー、ツー、ツー、ツー、
はぁ、、なんちゅー奴やねん。
やけど、、、ほんましんどすぎて、体が鉛のように重い。…こっちに来させるんはちょっと心配やけど、、助かる、、、薬だけでも飲まな、、、、
そこでふっと記憶が途切れた。
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作者名：ふう
| 作成日時：2021年12月10日 15時
