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A side
崇裕の部屋に住ませてもらって1ヶ月半がすぎた。
家賃の支払いはもちろんできるわけもなく、
生活費もかかるわけだし、早いとこ仕事見つけないと支払いが溜まってく…。
崇裕が言うにはともくんは仕事にまた行きだしたらしく、あたしを探すのを諦めたかどうかは分からないけど、とりあえずともくんが仕事の時間はあたしは自由に動けるわけで。
近所のスーパーにも1人で買い物に行けるようになったし、本格的に仕事を探さなきゃ。
崇裕があたしの作ったお菓子が好評だったことを教えてくれてから、あたしは嬉しくなって毎日のようにお菓子を作っては崇裕のお店の人たちに持って行ってもらった。
最近なんて崇裕も作るの手伝い始めたし笑
店で出そうかな、ってあたしのレシピを勉強してた。笑
ただの普通にネットに載ってるやつだよ。笑
でもそんな時間がなんだかとっても居心地が良くて、キッチンで崇裕と並んで立つと、なんだか少しこそばゆかった。
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作者名：ふう
| 作成日時：2021年11月15日 0時
