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#04 ジェントルマン ページ4
お昼休み、愛美とお弁当を食べていたら、教室のドアから翔ちゃんが声をかけてきた。
翔「A！今日晩メシいらないから！」
A「わかったー。
ってゆーか、ラインでよくない？」
翔「いや、たまたま通ったから」
雅紀「Aちゃん！今日翔ちゃん借りるねー！」
翔「オレは物じゃねーよ」
雅紀「そうだ、Aちゃん、今度晩御飯唐揚げの時教えてね！
遊びに行くから！」
A「えー、まーくん、めっちゃ食べるからなぁ。
鶏肉買って来てくれるならいいよ？」
雅紀「えー、でも、この間松潤手ぶらで行ってご馳走になってたじゃん！」
潤「オレはこの間ちゃんとお手伝いしたから」
A「潤くんはまーくんと違って、ジェントルマンだから笑」
雅紀「ジェントルマン！？
松潤のJって、ジェントルのJなの！？」
翔「ジェントルはG。gentleな」
雅紀「じゃあ、オレも鶏肉買ってジェントルマンになる！」
翔「それじゃ、帰る時にラインするから」
A「はーい」
愛美「…A？」
A「唐揚げの時は愛美にもお知らせするね？」
愛美「やった！A、愛してる！」
A「ホント、愛美はまーくんが好きだねえ？」
愛美「うん。Aの唐揚げと同じくらい好き笑」
A「唐揚げと同レベル？笑」
そして、本当にまーくんが鶏肉を買って家に遊びに来たのは、それから2週間くらいたった金曜日の話。
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作者名：茉莉 | 作成日時：2023年10月30日 18時
