今日:23 hit、昨日:10 hit、合計:1,080 hit
小｜中｜大
#23 おうちデート ページ23
台風の時季が過ぎて、穏やかな季節。
和也「今日から日曜まで、ウチに誰もいないんだよ」
A「え？なんで？」
和也「おかんの従兄弟の結婚式でみんな田舎に行っちゃったから」
A「カズくんは行かなくていいの？」
和也「Aをおいて行くわけないでしょうが」
A「ご飯、ウチで食べる？」
和也「やった！」
雅紀「やった！」
愛美「やった！」
翔「…お前ら色々間違ってるよ」
和也「で、土曜日はおうちデートしようね」
おうちデートは、カズくんはゲームして私はマンガ読んで。
一応勉強もして。
カズくんと一緒に晩御飯のお買い物して家で食べる予定だったから、晩御飯何にしようね？なんて話して。
和也「A、最近体調はどう？」
A「絶好調超。
今の時季って過ごしやすくて好きー」
和也「よかった。
こっちおいで？」
カズくんが私を抱きしめて、柔らかく目を細めて、優しくキスした。
甘い痛みで零れた私の涙を、すべて舌で掬い取ってくれた。
お買い物を済ませて家に帰ったら、智くんが私とカズを交互に見て、いきなりカズの頭をパコンと叩いて、私にちょっと寂しそうな顔を見せた。
智「今夜、万が一Aが体調崩したら、お前の事祟ってやるからな」
和也「…こえー…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茉莉 | 作成日時：2023年10月30日 18時
