#16 1番近い ページ16
愛美「何これ！！笑」
A「私が聞きたいよ」
日曜日、私は愛美とスタバで話してた。
愛美「Aの携帯に自分で『カズくん💛』って登録するのもアレだし、『ハニー💗』ってラインしてくるのはもっとアレだね！笑」
愛美には、カズくんと付き合う事になったという事だけ話した。
夢によく出てくるいつものあの人がカズくん本人だというのは、私ですらまだよく分からない事だらけだし、上手く説明する自信がなかった。
カズくん💛今何してるの?
A愛美とスタバ
カズくん💛フラペチーノは喘息出るからダメだよ
Aバニララテ、氷少なめ、ミルク多め
カズくん💛お利口さんだね
A「もう、こんなよ」
私は今現在、愛美と話してる最中のカズくんとのラインを見せる。
愛美「愛されてるじゃん笑
で、お弁当も作るんだ？」
A「話の流れで明日は作るけどね。
3つも4つも変わらないし」
愛美「まさかAからこんな話を聞かされる日が来るとは笑」
A「まさか自分がこんな話をする日が来るとは」
愛美「でもいいなー。彼氏ー」
A「まーくんに告白しないの？」
愛美「雅紀先輩、そういう感じなくない？
男友達とはしゃいでる方が楽しい、みたいな」
A「そうなんだよねー。
でも、モテるよ？」
愛美「そうなんだよ！
モテるんだよ！
困るー…」
A「私から見たら、愛美が1番近い女子なんだけどなー」
雅紀「何が1番近いって？」
A「え？あ！まーくん！」
愛美「雅紀先輩！」
雅紀「カズ、こっち！」
和也「おはよ、Aちゃん」
雅紀「ちょ、Aちゃん、何ちゅー顔してんのよ！笑」
和也「もう、Aちゃんったら。
そんな顔しないで、カズくんとこおいで？」
A「いや、なんかもう、お腹いっぱいだ」
愛美・雅紀「あはははは！！」
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作者名：茉莉 | 作成日時：2023年10月30日 18時
