paralyze3 (ページ45)

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と「…無理矢理連れ去られたんや、、そうや、こいつがあん時……、、、そうか、こいつに脅されとるんやな。」

ともくんは気味の悪い薄ら笑いを浮かべながら、右手にある刃物の向きを変えて握り直した。

『ちがっ、やめてともくん、、違うよ、脅してるのはともくんじゃん、！！』

と「可哀想に……こいつが怖いんやな、、、。
大丈夫やで、ちゃんと俺が守ってやるからな、、、」

訳がわからない、、、、なんでそうなるの、、、？
なんで話聞いてくれないの、、、、？

じわりじわりと近付いてくるともくん。

　

『っ、やめ、、、やめて、ともくん、、、っ、』

「おい、止まれ。…話を聞け、」

と「はは、、、A、、すぐ助けてやるからな。」

崇裕があたしを守るように手を広げながら、少しずつ後ろに下がってくる。

　

『聞いてともくん、っ、お願い！この人は関係ないから、！』

と「大丈夫やで、A。俺がこいつを二度と近付けんようにしてやる、」

『ともくんっ！ともくんやめて！！お願い！！っ、、あたし！帰るから！！ともくんのとこに帰るから！！』

　

　

　