paralyze3 (ページ37)

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A side

　

あれからもう1か月過ぎようとしてる。

スイーツメニューも定番に馴染んできて、引き継ぎもだいぶできてきたし、そろそろ就職活動しなきゃ。

　

ラ「はよーっす！」

『あ、ライキくんおはよう！』

ラ「あれ？オーナーは？」

『今日なんかいろいろ用事あるみたいで外出てるよ。だから今日はあたしも夜までお店にいるんだ。』

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夜の時間帯はライキくんと2人になって、久しぶりにいろいろと話した。

ラ「土日の俺が昼から入ってるときに一緒になるだけだったもんねー、なんか夜にAちゃんがいるの久しぶりだなー。」

『そうだよね〜、あたしも夜働くの久しぶりでドキドキする！笑』

ラ「もうだいぶ慣れたっしょ！レギュラーメンバーだね。」

『あー、うん。そうだね！』

ラ「……？どうしたの？」

『あ、うーん、、、や、そろそろ他の仕事ちゃんと見つけようと思って！』

ラ「え？そうなの？！なんで？辞めちゃうの？」

『うん、そうなの、一応期間限定だったの、ここは。』

ラ「そうだったの？オーナーも知ってるの？」

『うん、いつまでとは話してなかったけど、ちょっと訳あってあたし働けなくてさ、だからオーナーがここで働かせてくれたんだ。でももうそろそろ大丈夫だし、就活しなくちゃ。』

　