paralyze3 (ページ19)

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そう言って崇裕はお店に戻って行った。

『んー、、、！』

　

緊張を解くように少し伸びをして、椅子に座った。

……ここ、久しぶりだな、、、。

　

あの日、崇裕がお店の前で声かけてくれて、ここに匿ってくれたんだよね。

眠ってるあたしにブランケット掛けてくれて、、、うなされてたあたしを心配して起こしてくれて…説教しながらも、お家に連れてってくれた、、、。

……こんなふうにこのお店で働くことになるなんて、想像もつかなかったなぁ、、、。

ゆっくりとキャラメルマキアートを飲んで、ふぅ、と溜息をついた。

　

ガチャ、

？「はよーございまーす、、、っ、あれ、？」

『あっ、、おはようございます。初めまして、、、』

？「……？あ！そうだ！オーナーの！」

『あ、そうです初めまして！木下Aです！」

？「あ、俺、大郷ライキです！」

『もしかして、、、大学生さん、、？』

ラ「そうです、！オーナーにはお世話になってます！」

『えっ？そんな、あたしもお世話になってるので！』

ラ「はは、そうなんすね、笑」

『えへへ、』

　