paralyze3 (ページ15)

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「ソファ座っとき。作るわ、」
　

『え、、、あ、ありがとう、、』

「…はちみつは？入れるん、」
　

『えー！あるの？入れてほしい！』

「ん、」

.

「……ん、どーぞ。」

『ありがとう！』

崇裕がマグカップを手渡してくれて、隣に座った。

なんか、さっきの裸思い出してドキドキしちゃうな、、。

　

「そんな心配せんで、俺も入ってフォローするから、」

『う、、うん、、』

「初日からあれこれやらせるわけやないから、焦らんでええよ。」

『うん、、』

それもなんだけど、緊張してるのはそれだけじゃなくなっちゃったんだよ、、、
あんまりこっち見ないでよ、、その濡れてる髪、無駄に色気が、、っ、

1人でドギマギしてると、崇裕が頭をポンポンしてくれた。

『っ、、、』

「そんな固くならんと、」

そう言って崇裕が片手でほっぺをつまむ。

　

「ほれ、笑」

『ひゃっ、』

「ふは、変な顔、」

『ひひひゃふっ、』

「ん？なんやって？笑」

　

目の前でいたずらに笑うその顔が、かっこよすぎて目が離せない。
顔に熱が集まって、沸騰しそうだ。

　
　