paralyze3 (ページ13)

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「…あと、一緒に住んどるの店の奴らにバレとるから、なんか言われるかもしれんけど別に全部言わんでええからな、」

『？』

「…一緒に住むことになった経緯とか…言いたくないことは言わんでええから、」

『え？別に全然気にしないよあたし！』

「…まぁ、Aがええならええけど、」

　

……あ、そっか、、あたしが怖い思いしたのとか思い出さないか心配してくれてるのかな……。
　

『…優しいね崇裕は。』

「…？、…まぁ、無理せんとぼちぼちやってきや。みんなええ奴らやから。
あとあほな大学生に言い寄られたらすぐ言いや、」

『え？笑なにそれ笑』

「別に。」

『あれ？もしかして妬きもち？』

「んなワケないやろあほ」

『も〜素直じゃないなぁ笑』

「あほか、うるさいねん。ガキは早よ寝ぇや」

　

そう言って抱きついていた体を崇裕にぺっと剥がされたから、あたしはしぶしぶベッドに入った。

　
　
　