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◇6◇ ページ7

side安室


安室「おまたせ、Aちゃん」

A「あっ、ありがとうございます!」


目の前にサンドウィッチを置くと、これでもかと目を輝かせている。


それにしても……


安室「夕飯がサンドウィッチって、どうなんだい……?」

A「んぐっ))ひょひょふへひゃひふぁふ?」

安室「口の中に物入れながらしゃべらない!」



いや、食べてる最中に聞いた僕も悪いけど!



A「ごくんっ))そこふれちゃいます??」

安室「そりゃあ、サンドウィッチだからねぇ…」


まず夕飯がパンっていうことに抵抗ないのがすごい。

A「だって、安室さんのサンドウィッチすごく美味しいんですもん!」

安室「ハハッ、褒めてもらえて嬉しいよ。だけど、育ち盛りなんだから栄養かたよらせちゃダメだよ?」


A「そこはちゃんと理解してますよ〜♪あ、ところで、さっき気難しそうな顔して携帯見てましたけど、何かあったんですか?」


安室「えっ、あ、あぁ…」


この娘の鋭さには毎度驚かされる。


組織との関係はAちゃんは知らないはずだけど、ホントはバレているのではないかと思うほどだ。


安室「あれは友達からのメールだったんだよ」

A「ほうほう」

安室「その友達の弟が謎解きを出してきたみたいで、俺に解いてくれって頼んできたんだ」


もちろん嘘だ。


A「そうなんですか、さすが安室さん!頼りにされてるんですね」

安室「そうかな?」

A「そうですよ絶対!」

安室「クスッ))全く、君はほんとに面白いね」

A「え??なんでですか!?」

客「すみませーん」


彼女の問に答えようとした時に他のお客さんの声が。


安室「あぁ、Aちゃんごめん、戻らなきゃ。」

A「は、はい!頑張ってください!」

安室「ありがとう。…そうだ、高校の勉強でわからないところとかあったら持ってきなよ。僕でよければ教えるからさ」

A「ホントですか!?ヤッター!」


そう言って子供のように無邪気にはしゃぐ彼女はとても愛おしかった。

◇7◇→←◇5◇


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剣城萌江(プロフ) - ハルカさん» ありがとうございます! (2020年8月7日 22時) (レス) id: 9aee53a1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - はちゃめちゃに面白かったです、、! (2020年8月7日 22時) (レス) id: bd20f305fa (このIDを非表示/違反報告)
『 』 - 面白かったです!! (2018年1月30日 23時) (レス) id: 82f14ce098 (このIDを非表示/違反報告)
剣城萌江(プロフ) - 夢羽さん» コメントありがとうございますヽ(;▽;)ノそう言っていただけてとても嬉しいです(涙) (2017年2月21日 19時) (レス) id: 7ee6bd3e98 (このIDを非表示/違反報告)
夢羽 - 完結おめでとう!とてもおもしろカッターデス! (2017年2月19日 8時) (レス) id: d3a97d98d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:剣城萌江 | 作成日時:2016年4月18日 17時

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