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先生「全く…高校生にもなっていじめか!」
教室内に先生の怒鳴り声が響く。
先生「向坂、お前もだぞ」
呆れた顔で声をかける
先生「黙ってられないからといって、背負い投げるのは良くないぞ…」
A「はい、わかってます」
先生「とにかく、お前らは放課後もう1度職員室にくるように。ほら、席に座れ」
先生に促されて席につく。
こういう出来事はそう珍しくない。
いじめは入学早々からずっとあった。
それをAが止める、ただそれだけだった。
なぜかはわからないがいじめは日に日にエスカレートし、今に至る。
先生も正しいのがどっちかは言わなくてもわかっている。
高橋奈々だけは、自分が正しいと、
助けに来るヒーローぶってるやつが悪であると、
決めつけていた。
高橋「私はいつだって悲劇のヒロインを気取っていたいのに…!そのためにわざわざいじめをエスカレートさせてるのに!…マジうざいッ」
そして高橋は決心した。
こいつを、向坂Aを殺してしまおうと___。
ー放課後
職員室での話が終わり、Aと高橋は一緒に帰っていた。
たまたま帰る方向が一緒だったのだ。
高橋「ねえ、なんでAちゃんは私を助けてくれるの……?」
ここでも高橋はいい子ぶる。
A「なんでって……」
いじめられてる子をかばう奴らはだいたい「ほっとけない」とか「見てられない」とか様々な理由がある。
だけど、
A「なんとなく、かな」
高橋「は!?」
彼女は真剣な眼差しでそういったのだ。
A「私は正しいと思うことを貫き通す、ただそれだけ。いじめは良くないことだしね」
高橋は唖然とした。
自分と仲良しになりたいからとか言うのかと思ったら、なんとなく、だったからだ。
A「きみを助けたのに大きな意味はないよ。私は私の道を進んでくだけだから」
じゃあ、私ここだから。
そう言って走り去っていくA。
その先には託児所が。
前に聞いたことがある。
親を若くに亡くしたAは託児所で住み込みで働いてると。
Aのことを知った高橋だが、
そんな彼女に誰かが声をかけた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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剣城萌江(プロフ) - ハルカさん» ありがとうございます! (2020年8月7日 22時) (レス) id: 9aee53a1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - はちゃめちゃに面白かったです、、! (2020年8月7日 22時) (レス) id: bd20f305fa (このIDを非表示/違反報告)
『 』 - 面白かったです!! (2018年1月30日 23時) (レス) id: 82f14ce098 (このIDを非表示/違反報告)
剣城萌江(プロフ) - 夢羽さん» コメントありがとうございますヽ(;▽;)ノそう言っていただけてとても嬉しいです(涙) (2017年2月21日 19時) (レス) id: 7ee6bd3e98 (このIDを非表示/違反報告)
夢羽 - 完結おめでとう!とてもおもしろカッターデス! (2017年2月19日 8時) (レス) id: d3a97d98d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣城萌江 | 作成日時:2016年4月18日 17時