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◇14◇ ページ15

ジョディはスマホを取り出して、Aのことを話してくれた秀一(シュウ)こと赤井秀一に電話をかけた。



赤井はすぐに電話に答えた。



ジョディ「秀一(シュウ)!」

赤井『どうした?そんなに慌てて…』

ジョディ「向坂Aさん、意識を取り戻したらしいの」

赤井『っ!本当か?すぐに向かう。』

ジョディ「でもっ、」

赤井『……なんだ?』

ジョディ「……彼女、記憶喪失なんですって。」

赤井『そうか……』

ジョディ「それと、人間不信になってしまったみたいなの…だからあなたが来ても話を聞いてくれるかどうか…」

赤井『ジョディ』

ジョディ「っ、」


赤井の真剣な声にハッとするジョディ。

赤井『何もしないでいるより、行動をした方が何かを得られるはずだ』

ジョディ「秀一(シュウ)…」

赤井『……とりあえず今からそちらに向かう。一応変装はしていく。』

ジョディ「ええ、わかったわ。待っているわ」


そう言って電話を終える。


キャメル「赤井さんはなんて……?」

ジョディ「一応変装してくるらしいわ」

ジェイムズ「そこまでして彼が向坂くんに聞きたいことは一体……」


ジェイムズのその発言はジョディとキャメルを沈黙へと導いた。



それから30分もしないうちに赤井は…


いや、沖矢昴は病院に到着し、ジョディたちと合流したのだ。


沖矢「5日も意識が戻らなかったのか…」

ジョディ「そのうえ、意識が戻ったら記憶喪失……」

沖矢「殴られた場所が悪かったのか、それとも……いじめられたのがショックだったのか…」


どちらにしろよくないことだ、と付け足して向坂Aの病室につく。


ジョディ「開けるわよ……」

沖矢「まて」


ドアを開けようとしたジョディの手を沖矢が止める。



沖矢「1度に複数人で押しかけたら、それこそ何も答えてくれなくなるのでは?」

ジョディ「っ、それもそうね……」


沖矢「すぐに戻る」


沖矢だけが彼女に会うことになったのだった。

◇15◇→←◇13◇


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剣城萌江(プロフ) - ハルカさん» ありがとうございます! (2020年8月7日 22時) (レス) id: 9aee53a1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - はちゃめちゃに面白かったです、、! (2020年8月7日 22時) (レス) id: bd20f305fa (このIDを非表示/違反報告)
『 』 - 面白かったです!! (2018年1月30日 23時) (レス) id: 82f14ce098 (このIDを非表示/違反報告)
剣城萌江(プロフ) - 夢羽さん» コメントありがとうございますヽ(;▽;)ノそう言っていただけてとても嬉しいです(涙) (2017年2月21日 19時) (レス) id: 7ee6bd3e98 (このIDを非表示/違反報告)
夢羽 - 完結おめでとう!とてもおもしろカッターデス! (2017年2月19日 8時) (レス) id: d3a97d98d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:剣城萌江 | 作成日時:2016年4月18日 17時

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