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流星の言葉に「ええ？まじ？全然知らんかった。・・可愛ええなぁ・・」と優しく微笑む和也に「でもな？なぜかだいちゃんも爆睡してるんやで？なんかおもろない？」なんて言葉が返ってくるので、和也は思わずフッと軽く吹き出す。
「しかもきょろちゃんもな、起きてるんやけどさっきから時々白目むいてるん。」とこれまた可笑しそうに流星が続けたので、和也はついに声をあげて盛大に笑い出した。
「な？なんかやばいやろ？だいちゃん、なんで一緒んなってあんたが寝てんねん、って思うしな、きょろちゃん可哀そうやけど面白くてわざと声かけんておれ放置してるん。」
そうガハハハと笑うので、発言と独特の笑い方が相まって、もはやノックアウト状態の和也。
「流星笑わせんといて、むり、止まらん」
まんまとツボにハマった和也がヒーヒー笑っていると、また後ろから人影が一人。
「なぁ、恭平白目むきだしておもろいねんけど、見る？」
現れた丈一郎の第一声に「もうええ！」と更にお腹を抱えだす和也。
「え、なに？」と笑う丈一郎に、流星が「今その話はっすんとしてたん。みっちーと謙杜に混じって爆睡してるだいちゃんおもろない？っていうのとな、きょろちゃんが白目むいてるで〜言うたらこの人笑い転げてずっとこうやねん。」と流星も若干ツボに入りながら和也を指さし説明すると、丈一郎までもが声をあげて笑い出すから、それはもうカオス状態だった。
楽しそうな笑い声が綺麗な夜空に溶けていく。
住んでいる家からは絶対にのぞむことのできない無数の星たちが照らす元、日々の仕事のストレスも、いざこざも、うまくいかなかったこと全部。
全て溶かして浄化されていく空間が、確かにそこにはあった。
．
「・・なぁ、はっすん？今、忙しい？」
出勤組が家を出て少し静かになったリビング。
大吾は申し訳なさそうに控えめに声をかけた。
和也はスマートフォンを片手に海外のダンサーの動画を見ながら手を動かし、真剣な様子で振りを勉強しているようだった。
優しい和也はすぐに動画を止め、大吾のほうに向き直ると、「ん？全然大丈夫やで？」と、いつもの柔らかいハスキーボイスを響かせる。
「見てるとこごめんな？・・あんな？はっすんにお願いがあんねん。」
「ん、なに？」
「ダンス、教えてほしくて。」
「・・・大吾が？踊るん？」
「いや、おれやなくて。いや、おれもなんやけど。」
「なになに？ハッキリ言うてや。」
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ゆあ(プロフ) - yuyuさん» 初めまして。読んでくださってありがとうございます。そして嬉しいコメントありがとうございます(；；)とっても励みになります…面白いとのこと、何よりの褒め言葉です…これからも私なりに頑張らせて頂きますので引き続きよろしくお願い致します…(＞_＜) (2023年1月31日 14時) (
レス) @page20 id: cd3765bd37 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - お話の文章がうますぎてその光景がすぐ頭に浮かんできます。お話もとっても面白くて吹き出すのを堪えながら読んでます笑笑こんな面白いの読んだことない笑笑これからも頑張ってください！ (2023年1月31日 11時) (レス) id: 086589b12b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中津結亜 | 作成日時：2022年12月30日 22時
