【プリパラ】カルテット・マイエンド

27:悪魔 ページ6

あろまサイド
最近は、物騒なことも起きなくなったな。我も一安心だ。
だが、実力行使が出来ないのはつまらない。
まあ、せっかく我が作った力なのだから、我のために使おうと思う。
我はこのプリパラで殺戮し、魔界に行くのだ。そこにはこの世界の破壊を望む同胞がたくさんいる。世界を破壊したら、違う世界に作り替えるのだ。…みかんを連れていこうか迷っているが。


何故我が能力を作ったのか…、それに、何故他の者にも与えたのか。
それは、我以外にも力を欲する同胞がいるか探すためだ。確かに我と同じような奴らがたくさんいた。
多少の友情が壊れたことは分かっている。現にらぁらとシオンは仲間割れしたらしい。
まあ、いつかは元に戻るだろう。


とうとう、決行まで三日だ。地下パラに秘密基地を作った。
モブ「あろまちゃん、プリパラを壊そう！みんなが平等じゃない場所はなくなればいいのよ！」

あろ「もちろんだ！プリパラの邪悪な格差は我らで滅ぼすのだ！」

ガァ「あろま…。本当に、これで良かったガァル？プリパラは楽しい場所ガァル！格差なんてないガァル！」

あろ「アイドルランクによって楽屋が変わる、知名度や人気でテレビに出られる者と出られない者がいる、才能がない者は挫折する。お前は挫折した者の思いから生まれたのだろう？」

ガァ「…そんなの間違ってるガァル。ガァルルは協力できないガァル」
あんなのほっといておけば良いのだ。なんせ我らが一番正しいのだから。
我は本当の悪魔になるのだ、みかんもよく見ておけ。

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