5:唯一無二ノ非能力 ページ6
シオンサイド
能力者、それは特異な力を発揮する者の事。プリパラのアイドルは皆能力を持っている。
だが、私は違う。…何も持たない。
そのせいで圧倒的な劣等感を感じる。ガァジラ襲撃時もドロシーは戦いに、レオナは治癒に行った。しかし私はどこにも行けぬままだ。
そんな非能力者の私は、ずっと、ずっと…。
「どうして平等じゃないんだ」
６人の中で一番足を引っ張る。
「小さな力でも良かったんだ」
能力がないと、物理でしか攻撃できず、秘められた可能性は少ない。
そんな事を考えて、プリパラ内を歩いていると、ふと感じた。
シ「殺気…？っ！」
振り向いた時にはもう手遅れだった。マント姿の人物が目に写った。
背中辺りでもろに食らったのは拳だった。地面に倒れた反動で全身が痛い。
？「ふっ！」
シ「何…！？」
そいつは立ち上がる一瞬の隙をついて左腕にナイフを切り込んできた。傷が出来てズキズキと痛んでくる。
？「そこの能力者、動くな。動いたらどうなるかわかっているな…？」
…私は能力者じゃない。だが…
シ「…悪いが、ここで殺られるつもりはない」
剣術くらいならお手の物さ！
？「またそれか…。そういや、シオンは私の事覚えてないの？私は、ブローカ・エンヴィ！」
本当だ！マントに隠れていた金髪でなんとかわかった。
シ「くっ…！」
ブ「いいわよ、殺ってやる」
そして彼女は炎を手から出した。まさか、魔法…？
ブ「あんたの弱点、ちゃんと覚えてるわよ…！ナイフに弱いのと、その様子じゃ炎か魔法にも弱いようね！」
そう言って彼女は左手で炎を出し、右手でナイフを振りかざしてきた。所謂二刀流…。
シ「うっ…！…反撃開始！」
…何故今更ブローカはここに来た？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
サクッと！ヤンデレ【全キャラ名前変換可能】
誰かの何かになりたい僕の言葉。【日記】Part.2
貴方は、「ストーリー本編に作者の雑談がある／多い作品」をどう思いますか？【ア...
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
乾パンきゃっと - ありがとうございます！せひこの小説のラストまで見ていってくださいね！ (2016年6月20日 21時) (
レス) id: a111f5c854 (このIDを非表示/違反報告)
☆聖愛★(プロフ) - ヤバいです！すごいです！！面白いです！！！応援してます！！！！ (2016年6月20日 19時) (レス) id: 88b850887c (このIDを非表示/違反報告)
乾パンきゃっと - ありがとうございます！頑張ります！続きは明日か明後日に上げようかなと思ってます (2016年6月20日 17時) (レス) id: a111f5c854 (このIDを非表示/違反報告)
桜野ユウ(プロフ) - 乾パンきゃっとさん» そんなことないです。頑張ってください！ (2016年6月20日 17時) (レス) id: e618dfe310 (このIDを非表示/違反報告)
乾パンきゃっと - あ、そうでしたかｗ全然大丈夫ですよ、でもなんかすいません…。しかしどんどんありきたりな話になっているのは事実← (2016年6月20日 17時) (レス) id: a111f5c854 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
