*2話 ページ3
A「神様って私の事嫌ってるのかな。」
沙織「まーたそんな事言ってる。」
この子は私の友達の須藤沙織ちゃん。
高2から仲良くなって大体の時間はさおちゃんと一緒。
よく相談聞いてくれる優しい友達。
A「さおちゃん…私をいじめる幼なじみと同じ高校になってしかも3年同じクラス。いつも通りあいつは私をパシッて来る。酷くない!?」
沙織「あー、また摂津か。無視したら?」
A「それはそれで怖くない?」
沙織「はぁ…」
?「おいA。」
何年も聞いた声。やっぱりあいつ、摂津万里。
取り巻きの奴らも居てニヤニヤしてる。気持ち悪っ
万里「俺らの飲みもん買って来いよ。」
A「…うん。」
沙織「摂津!良い加減に…」
A「さおちゃん、大丈夫だよ。」
私が言う事聞いたら解決するんだし多分手出しはしないけどさおちゃんに何かあったら嫌だ。
財布を持って急いで自販機に向かった。
A「えっと、これでいいよね。」
人数分の飲み物を買い走って教室に戻ろうとすると誰かにぶつかってしまい私は尻餅をついてしまって缶を落としてしまった。
?「あんた、大丈夫?」
A「えっと…はい。」
綺麗な顔立ちだなぁ…
思わず見とれているとその人はいつのまにか私が落とした缶を拾っていた。
?「1人で持てないだろうし手伝う。」
A「そんな悪いです!」
?「怪我する。」
A「えっとじゃあ…お願いします。」
口元にほくろがある男の子に教室まで手伝ってもらい助かった。
また今度お礼言わないと。
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作者名:すのーあっぷる | 作成日時:2017年9月19日 4時