僕の思い、君の記憶 2

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黙々と食べるチャンミナ


これはいい意味なのか…悪い意味なのか


どっち…？


「マズイ…？」


不安気にそう聞くとチャンミナはぶんぶんと首を横に振って



CM「その逆！超美味い！」




ホッ…良かった…




「あぁ…良かった(笑)」




チュっとほっぺに柔らかい感触を感じて横を向くと


CM「ちょっと…こういうのやってみたかったんだよねー…」



余裕そうなのに、耳まで赤くなっているチャンミナが可愛くて



ほんの少しからかいたくなった…




「耳まで真っ赤だよ？(笑)」



そう言うとムッとしたような顔をして



CM「うるさい。」



そう言った




あ…拗ねた？


「ごめんって…(笑)許してー？」


ほんの少し可愛子ぶってみたけど


凄い冷めた目で見られてやるんじゃなかった…と後悔


CM「んー…じゃあね、今日一緒に出掛けてくれたら許してあげる。」



え…


出掛ける？…一緒に？



「ダメだよ…チャンミナは芸能人なんだよ？
…バレたら大変じゃ…」



CM「それが意外とバレないの(笑)
だから…平気。」



「えぇー…。」




CM「なんだよ、俺と出掛けたく無いの？
許してやんないよ？」


だから…その顔はダメなんだってば…


甘えながらも、悲しそうな顔…


驚異の破壊力…


「わ、わかったよ(汗)」



CM「よし！」


ご満悦なチャンミナの顔



はぁ…完全にペース乱されてる…



ペロリと食べてしまった朝食のお皿洗い場に置いて


取り敢えず…出掛ける準備。


けど…どこ行くんだろ

「ねぇ…どこ行くのー？」

コーディネートしていたクローゼットから顔を出してそう聞いた


CM「明洞…でブラブラするっていうのは？」



明洞…


「うん、いいけど…」



CM「よし、決まりー！」



・


・


・



CM「まだー？」




「ぁ…ともう行ける！」




じゃあ、マンションの前で待ってる…と外を出る音が聞こえて


5分後位に私もマンションノ前に出てみる




あ、あった、あった。


あれだよね？白い車。


そばまで近寄るとチャンミナが出てきて、助手席の扉を開けた。


あぁ…なんかデートっぽいかも


ほんのちょっと浮かれた気分…


席に座ると、足平気？と言う小さな気遣いにちょっと



キュンとしてみたり…



久しぶりに出来た彼氏との初の野外デートは



ほんのちょっと…緊張する。

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