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CM「…わかってるって!」
お前が振ったんだろ?とでそうになった言葉を飲み込んで
笑ってみせた。
もう子供じゃないんだ…ムカついたって親友だって、大人の付き合いをしなくちゃいけない。
…こんな時だけ子供の頃に戻りたくなる
KH「(笑)」
CM「キュヒョンは好きな人とかそういうのいないの?」
KH「いない…かなぁ。」
頬杖をついて上を見上げるキュヒョンはそのあと俺と目を合わせてニコっとした。
…絶対いんだろ。
CM「へぇ…。じゃあ…別れた理由は?」
なんか、俺ばっかり質問してバカみたい
KH「別れた理由は…なんとなく距離が出来ちゃって自然に…ね」
距離が出来た理由は…なんとなく予想は出来る。
ユンジヌナよりAのほうが良いって今頃気づいたのかな
けど…もう遅いから
絶対渡したくない。
…お前絶対泣かせそうだもん。
CM「…自然か。小学生みたいだな(笑)」
ちょっとだけ意地悪。
…やっぱりちょっとくらい仕返ししたいし?←
KH「だよね(笑)
あ…そういえばAヌナ元気?」
なにか…糸がプツンと切れたような感じがした
CM「…なんでこんな奴がいいんだか。」
KH「え…ちょチャンミナ?」
CM「お前さ…Aのこと振ったんだろ?
それなのに、なんでさっきから何事も無かったかのように…
もう…俺帰るわ」
ガタンと音をたてて、席を立った俺は十分過ぎるくらいのお金を置いて店を出た
一瞬だけ…キュヒョンの顔を見ると、どこか悔しそうな悲しそうな顔をして
…それじゃまるでお前がAを...
やだ、言いたくない。
言ったら、もうそれしか考えられなくなりそう
CM「あぁーーー...もう」
苛立ちと言い過ぎた?って思う気持ちが混ざりあって
すげー何でもいいから声に出したい。
通りかかった公園のブランコに座って、...だんだんと寒さで冷静になってくる頭。
やべ...言い過ぎた。
大人になって初めてかも...こんなの。
ボーッと月を見ながらそんなことを考えていると
俺の内ポケットの中のケータイが震えるのがわかった
CM『...はい、もしもし』
KH『...僕だけど』
遠慮がちなキュヒョンの声
けど、寒さのおかげで頭がはっきりしてる。
CM『さっきは...「ごめん」』
2人の声が重なって
KH「ごめん、僕ちょっと意地悪言った。」
CM「...好きなんだろ。」
...俺が今日一番聞きたかったかもしれない事を今電話越しに聞く
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puu(プロフ) - けいさん» けいさん♪コメントありがとうございます!わわ…本当ですか?嬉しい~><クリスマスverの件ですが、先ほど公開させていただきました!良かったら見てやってください☆これからも、よろしくお願いしますね~(・-・*) (2014年12月23日 20時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - まみさん» まみさんこんばんわ♪そんな風に言ってもらい本当に嬉しいです!クリスマスverは公開させていただきましたのでぜひよろしくお願いします~(^-^)/ (2014年12月23日 20時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - こんばんわ☆いつも楽しく小説読ませていただいてます!クリスマスバージョンも是非読ませていただきたいのでパスワードの方教えていただきたいです\(¬ω¬)┐これからも更新していただくのを楽しみに待ってます♪ (2014年12月23日 18時) (レス) id: 2385fd0995 (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - ドキドキしながらいつも読んでいます。クリスマスverも読んでみたいので、パスワードを教えてくださーい。これからも楽しみにしてます。 (2014年12月23日 14時) (レス) id: cc2a510088 (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - かおさん» かおさんーごめんなさいぃ。そうなんです送れなかったんですよ〜はい、では次こそは送りたいと思います☆ (2014年12月23日 12時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:puu | 作成日時:2014年12月11日 23時