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*72* ページ24

*Aさんside*


「謝らなくていいから、なんでそんな状況になったのか教えて?」




CM「……う、ん。
言ったら、許してくれる?」





「ん〜……それはわかんない。」




えっ……とびっくりしたチャンミナ




どんだけ…図々しいんだ。


少し笑って、本題に戻る。


「……ふは、早く言って?」





重そうに口を開いたチャンミナが



あの人との出会いから…終わりまでを話す。





CM「……わかった。
俺さAと初めて会ったとき、そのさっき会っていた人と付き合っててね?
凄い大切な人だった。……結婚も考えたことあったし
けど…段々ヌナ俺に冷たくなって「なんか最近冷たいよねヌナ(笑)」軽く冗談ぽく見せてそう言ったらさ


なんて言ったと思う?」





ベッドに座っている彼が私の方をみて





思わず、目を逸らした。






なんとなく…先が見えてしまったから。






CM「「ごめん…私好きな人出来た。」って


もうさ…予感はしてたけど辛いよねアレ。」




「…」






CM「で、そのあとバイバイして


何度か連絡はとったけど、直接会うことはなかったんだけど、その…さっき会って

「別れた」って言われて。」


こっちもポカーンだよね。って笑いながら話すチャンミナの顔は



困ったように笑っていて





あぁ…好きだったんだなぁ。、って思っていることが痛いほど伝わった




「好きだった?…素直に。」




CM「えー?そりゃあ…うん。好き…だったかなぁ。
……でも、Aの方が好きだよ。」



…そんなこと、聞いてないっつーの…



「抱きしめられたのは…なんで?」




お互い目を合わせないで、ただ前をみて交わす言葉。



きっと、こっちのほうが…楽だ。



CM「段々、ヌナ俺が話聞いてたら感極まっちゃったみたい。
それで、そっか、そっか…って話聞いてたら…こう、ぎゅっと…ね。」



手をゆるく握るような動き。


「キュンっと…来なかった?」


CM「感じるわけない。


でも、Aを不安にさせてたならごめん。」



横から、急にチャンミナの匂いがふわっときて



暖かい体温が段々服に馴染む



「私のこと…好き?」



わかってるんだ。


チャンミナはただ話を聞いてたら成り行きであぁなっちゃっただけだって。


けど、それが…本当なのかって疑っている自分がいて



"好き"っ言葉を直接聞きたい。


CM「うん…大好きだよ。本当好き。」


って…お望み通りの安心する声が降ってきた。

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puu(プロフ) - けいさん» けいさん♪コメントありがとうございます!わわ…本当ですか?嬉しい~><クリスマスverの件ですが、先ほど公開させていただきました!良かったら見てやってください☆これからも、よろしくお願いしますね~(・-・*) (2014年12月23日 20時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - まみさん» まみさんこんばんわ♪そんな風に言ってもらい本当に嬉しいです!クリスマスverは公開させていただきましたのでぜひよろしくお願いします~(^-^)/ (2014年12月23日 20時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - こんばんわ☆いつも楽しく小説読ませていただいてます!クリスマスバージョンも是非読ませていただきたいのでパスワードの方教えていただきたいです\(¬ω¬)┐これからも更新していただくのを楽しみに待ってます♪ (2014年12月23日 18時) (レス) id: 2385fd0995 (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - ドキドキしながらいつも読んでいます。クリスマスverも読んでみたいので、パスワードを教えてくださーい。これからも楽しみにしてます。 (2014年12月23日 14時) (レス) id: cc2a510088 (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - かおさん» かおさんーごめんなさいぃ。そうなんです送れなかったんですよ〜はい、では次こそは送りたいと思います☆ (2014年12月23日 12時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:puu | 作成日時:2014年12月11日 23時

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