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部屋に入ってソファーに座る。


高校生じゃあるまいし...浮気疑惑でそこまでは取り乱したりはしないけど


やっぱり...内心焦るしちょっと、不安。



一向に戻る気配なんて無くてますます不安になるけど


ガチャ...って言う音が静かな部屋に響きわたる。

「おかえり」

そう迎えれば
何事もなかったように、ニコニコと笑うチャンミナ


CM「ただいま〜ごめん、遅くなった(汗)」


ここしか聞くチャンスはないと思って


「どこか、行ってたの??」


何も知らないフリして聞いてみる。

一瞬、ぎくっとした表情を、私は見逃さなかった。


CM「んーちょっとね。」


そう言って、飲み物を冷蔵庫にしまうチャンミナ

バリアをはられたけど、めげずに聞いた

「どこに行ってたの?」

って。

何も無いなら言えばいいじゃない。
元カノと会ったって...

それだけ、チャンミナの口から聞ければ私は安心するんだ。


CM「えぇっとー…」


なのに、こういう時に戸惑うチャンミナに


イラッとする。


…けど。私が怒れる立場でも...ないか。

なんて怯む自分にも



イラッっとして


「もう、いいよ。」


なんて、少し怒り混じりに言ってしまった。


CM「もしかして、ヌナした来てたの?」


こういう時にっていうか、いつも...勘の当たるチャンミナはいつも通りの調子で、そう当てるんだ


「うん。見てた...。私はキュヒョナと会った。
チャンミナの相手は誰?」


あっさりと...動揺してないように見せてそう聞いた。


CM「...なんでキュヒョナ?」



もしこの状況を一言で表すなら


今まで経験したことのない険悪な雰囲気。


だと思った。


明るいはずの部屋は今の私達の雰囲気には合わない。


「たまたま、会ったの。」



私は答えてるのに、なんでチャンミナは答えないの?

イライラが募る。


CM「...そうなんだ。」



「で、抱きつかれていたあの女の人は?」




CM「、、、前の彼女。」



やっぱり...と私の予感は的中して
そこまで、驚くことは無かった。



あぁ...やっぱダメだ。...私高校生並み。


「なんで、あんな状況になってたの?」



CM「…ごめん。本当に何もないんだけど、、」



私は今ごめんを、求めるんじゃないって叫びたくなったけど
それをうんと堪えて。


「謝らなくていいから…なんでそんな状況になったのか教えて?」



困惑した表情のチャンミナの頭を撫でる。


本当はこんなこと、したくないのに
動いてしまう手は、君を甘やかしているのかな

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puu(プロフ) - けいさん» けいさん♪コメントありがとうございます!わわ…本当ですか?嬉しい~><クリスマスverの件ですが、先ほど公開させていただきました!良かったら見てやってください☆これからも、よろしくお願いしますね~(・-・*) (2014年12月23日 20時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - まみさん» まみさんこんばんわ♪そんな風に言ってもらい本当に嬉しいです!クリスマスverは公開させていただきましたのでぜひよろしくお願いします~(^-^)/ (2014年12月23日 20時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - こんばんわ☆いつも楽しく小説読ませていただいてます!クリスマスバージョンも是非読ませていただきたいのでパスワードの方教えていただきたいです\(¬ω¬)┐これからも更新していただくのを楽しみに待ってます♪ (2014年12月23日 18時) (レス) id: 2385fd0995 (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - ドキドキしながらいつも読んでいます。クリスマスverも読んでみたいので、パスワードを教えてくださーい。これからも楽しみにしてます。 (2014年12月23日 14時) (レス) id: cc2a510088 (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - かおさん» かおさんーごめんなさいぃ。そうなんです送れなかったんですよ〜はい、では次こそは送りたいと思います☆ (2014年12月23日 12時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:puu | 作成日時:2014年12月11日 23時

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