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CM「あ、ねぇ、今日泊まるから。」


えっ…私の意見は(笑)



「強制…(笑)」



いつも、いつもこんなに強引なのに



あんまりうざったいって思わないのは



チャンミナのテクニック?


CM「でも、いいでしょ?」




「…ん。まぁね…」


そう言うと何かを思い出したような顔したチャンミナ

CM「あ…キュヒョナが…」

今一番聞きたくない人の名前。


なのに…



ピクっと…体が反応する。




「…キュヒョナ?珍しいなぁチャンミナからその人の名前」



付き合い始めて

始めて聞いたかも…

きっと…なんなとなく無意識に遠ざけた話題だった。

それを今話してるってことは少しは前進してるのかな…なんて思ったりして


CM「ははっ…そうかもね 」




「うん、それでどうしたの?」




CM「ぁ…いやなんでも無かった。」




そんな風に言われると…もう聞けない。



…ましてや前の好きな人。


そんな詳しく聞けるはずもなく




なんとなく…気持ちが曇ったまま…その話は流れた。





CM「…俺ちょっと風呂入ってくる!」



ホッとした自分がいた。



「うん、着替えはいつもの所。」




CM「はぃ。」



じゃ…私はテレビでも見よっかな




オレンジライトの下で見るテレビはなんとなく…雰囲気があって好きだから




ボーッとただただボーッと見ていた。




なのに、この人が出てくるとボーッとしていた意識も、どこかへ飛んでしまう。



「あ…」



キュヒョナ。




テレビの中のキュヒョナは1年前とは違った。

ふわふわした髪…


栗色っぽい髪色


で可愛いと言う印象が今はカッコイイという印象になって


それも、段々と見慣れてきた今日この頃…



私は…今の方が好きかも。


いやいや…そんなこと誰も聞いてないし…


私は今のキュヒョナの状態を知っているのにキュヒョナは今の私の状態を知らない。


当たり前だけど…前まではありえなかった。



毎日の様に会って、話して、たまには愚痴って



その相手が今は…チャンミナになった。




…そう、それだけ




相手が変わっただけ、それももう1年もたつのに


なんで、まだ昔を気にするの。


思わずテレビを消した。


CM「なーんで、消しちゃうの。」




後ろで聞こえる声に体がびくっとしながらも振り向いた




「あ…あがったの?」



全然気づかなかった。


頭をタオルで拭きながら近づく彼を見上げると




CM「まだ…忘れらんない?」


低いトーンで言った彼が私を見下ろした。

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puu(プロフ) - けいさん» けいさん♪コメントありがとうございます!わわ…本当ですか?嬉しい~><クリスマスverの件ですが、先ほど公開させていただきました!良かったら見てやってください☆これからも、よろしくお願いしますね~(・-・*) (2014年12月23日 20時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - まみさん» まみさんこんばんわ♪そんな風に言ってもらい本当に嬉しいです!クリスマスverは公開させていただきましたのでぜひよろしくお願いします~(^-^)/ (2014年12月23日 20時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - こんばんわ☆いつも楽しく小説読ませていただいてます!クリスマスバージョンも是非読ませていただきたいのでパスワードの方教えていただきたいです\(¬ω¬)┐これからも更新していただくのを楽しみに待ってます♪ (2014年12月23日 18時) (レス) id: 2385fd0995 (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - ドキドキしながらいつも読んでいます。クリスマスverも読んでみたいので、パスワードを教えてくださーい。これからも楽しみにしてます。 (2014年12月23日 14時) (レス) id: cc2a510088 (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - かおさん» かおさんーごめんなさいぃ。そうなんです送れなかったんですよ〜はい、では次こそは送りたいと思います☆ (2014年12月23日 12時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:puu | 作成日時:2014年12月11日 23時

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