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私の視線の先には、チャンミナに抱きつくスラッとした女の人。
ねぇチャンミナ…
私すごいワガママだったかも
キュヒョナがダメだったからってチャンミナの好意に甘えて
けどさ今は
振られた時にチャンミナが支えてくれたから、私今凄いチャンミナが、愛しくて、愛しくて
堪んない。
でも、もうチャンミナは疲れたのかな?
ぼーっと立ち尽くしていると私の腕を誰かに引っ張られる。
キュヒョナだ。
「ちょっ…痛い...」
そういえばいつもなら手を離して、我に返ったように「大丈夫?」なんて言ってくれるのに
今日は言ってくれないの?
されるがまま…どこかに連れられて
ガチャっと、扉が開いてベッドの上に座らせられる。
ほんとに…何?
KH「ごめん。痛かったよね。」
そう手を離して、床に膝まついて私をのぞき込む。
「…平気だから」
KH「ほんと…タイムリーだったね」
こんなこと本当にあるんだと笑う彼
まぁ…ほんとにタイムリーなんだけど
まさか…パッと見たところで抱きしめる姿を見るなんて
ホント、どっかのドラマみたいな話。
昭和の。
「っていうか、ここはどこ?」
そう聞けば、ニコっとして
KH「僕の部屋^^」
「は・・・なんで。
私自分の部屋…戻る」
そう言って、座ったベッドから立ち上がる
KH「待ってよ。…ヌナはそれで平気?
後で…1人で泣かない?」
「…私だって、散々迷惑チャンミナにかけた。…それなのに私が今チャンミナに怒ったらダメでしょ。」
まず、あの女の人が誰なのかを知りたいけど。
そんな部分をなんだかキュヒョナには見せたくなかった。
KH「…そういうもの?」
「…うん。だから戻る。」
戻ったからと言って何が起こるというわけでもないのに。
KH「ん…。わかった。じゃあさ、ヌナ」
そう呼び止められて、最後に振り向く
KH「もし、チャンミナが戻って来なくて泣きたいときはこの部屋おいで?」
はい、これと部屋の鍵を私の手に握らせて
そういった。
「いいって…」
そう言うとキュヒョナは首をゆっくり横に振って
KH「じゃ…とりあえず行ってきな?」
「ねぇ。なんでここましてくれるの?」
少し悩んだ後困った顔で
KH「沢山、お世話になったヌナだから…??」
だから…泣いたときはまた、抱きしめてあげる」
ふざけるように、言ったキュヒョナだけど
もし私が本当に泣いてここに来た時は、本当に抱きしめてくれるような気がした
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puu(プロフ) - けいさん» けいさん♪コメントありがとうございます!わわ…本当ですか?嬉しい~><クリスマスverの件ですが、先ほど公開させていただきました!良かったら見てやってください☆これからも、よろしくお願いしますね~(・-・*) (2014年12月23日 20時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - まみさん» まみさんこんばんわ♪そんな風に言ってもらい本当に嬉しいです!クリスマスverは公開させていただきましたのでぜひよろしくお願いします~(^-^)/ (2014年12月23日 20時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - こんばんわ☆いつも楽しく小説読ませていただいてます!クリスマスバージョンも是非読ませていただきたいのでパスワードの方教えていただきたいです\(¬ω¬)┐これからも更新していただくのを楽しみに待ってます♪ (2014年12月23日 18時) (レス) id: 2385fd0995 (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - ドキドキしながらいつも読んでいます。クリスマスverも読んでみたいので、パスワードを教えてくださーい。これからも楽しみにしてます。 (2014年12月23日 14時) (レス) id: cc2a510088 (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - かおさん» かおさんーごめんなさいぃ。そうなんです送れなかったんですよ〜はい、では次こそは送りたいと思います☆ (2014年12月23日 12時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:puu | 作成日時:2014年12月11日 23時