僕の思い、君の記憶

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ﾌﾞｰﾌﾞｰ...


うるさいな‥。



あ、僕？



ヌナじゃなくて。




横にあるケータイをとると



マネヒョン...。





KH『も、もしもし……』



時計を見ると...あ。あと30分で遅刻だ‥。


１時間前にはヒョンに連絡しないといけないのに...。




絶対……怒られる。



MJ『キュヒョナーーーーーーーー！！！！！ヤーお前寝坊か！？早く用意しろ！！急げ！今どこだ！！』



寝ぼけている僕には...なにをいっても頭がポカーンとする。




KH『...えとあの。寝坊です。今はヌナんち』


言ってしまった後にどんどん焦る気持ち。



今ヌナんちってはっきりと言ってしまった...。




また怒られる...、。




MJ『はっ！？お前今女の家にいるのか！？聞いてないぞ、おい！』




言わないとダメって訳でもないけど、今のタイミングは……まずかった。




かなりのまずさ。




KH『……ヒョン。とりあえず支度したら宿舎行くから、ね？』





MJ『...あぁ。わかった、後できっちり話せよ』




そう言って終わった電話。




嵐が去ったようなこの静かさ‥。






ベッドの上で、スヤスヤ...と寝ているヌナの髪を少しだけ、撫でて...名残惜しいけどベッドから離れる


ヌナんちに置いてある服に着替えて...顔洗ってやっと意識がはっきりしてきたところ……。




KH「……ヌナ。いってきます」



「...え？もうそんな時間？……行ってらっしゃい」



目を擦りながら、そういうヌナ...




KH「...早く服着なよ？」




そのままじゃ...風邪ひいちゃうから





「……ん。」



あぁ...離れたくないなぁ。




もっと……一緒にいたいな。


って思っちゃった、ダメな僕。


……はっ！早く行かないとまたヒョンに怒られる！これ以上機嫌損ねたら……どうなることか。




バタバタ……と音を立ててヌナがいる部屋をでる。


大通りに出るとまだそこそこのタクシー



KH「えっと……〇〇マンションまで」


って...わかるかな(汗)


運「はい。」



あ、わかってくれたみたい……



ふぅ...と一安心しながら、昨日の夜から全くもっていじっていなかったケータイ。




開くと沢山の通知


チャンミナに、マネヒョンに、メンバーに、それにAヌナ。



『Aです。連絡先ありがと♪今日は楽しかった＾＾また、時間が出来たら行こうね』



ちゃんと...お礼言うんだ。



KH『僕も楽しかった＾＾うん！ぜひぜひ行きましょー』


そう返信した。


僕の返しは合ってたよね？

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