僕の思い、君の記憶

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―CMside―


＊


CM「んー…うぁーぁ…
あっ！！」



そのまま倒れ込んだベットから体を起こして急いでケータイを手に取る。



…今までそんなに執着なんかそんなに無かったのに



ヌナから電話が来てるか気になって仕方ない。



なのに…


何度も電話してるし、メールもしてるのに何で出ないんだ？？




まさか…キュヒョナと



いやいや…それはないでしょ。



体力的にも…ね？




ケータイをボーッと見ながら考える




電話3回。


メール2回





合計5回…






段々と苛立ちが不安に変わっていく…




なんでもいいから…早く出てよ






ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…



３回目のコールが流れる…





ﾌﾟﾂｯ…


！

『もしもし…』


やっと…出た。。


CM『ヌナ…？』



『うん。』



あれ…あんまり機嫌が良くない…？



それに…声が籠ってる、、




もしかして…ヌナ泣いてる？



CM『ヌナなんかあった？』



『え…ううん。』




嘘だ…キュヒョナと何があったの？


俺には言えないような事？？


電話にも出ないで何してたの？...二人で。


CM『ねぇ…ヌナ俺言ったよね
辛いとき呼んでって…』


辛い時とか...今は不安と苛立ちの方が勝ってるけど...



『…だって、別に辛いって思ってな…』



CM『はい、嘘ー。俺にまで嘘つかないで？
ここまで最高の当て馬…いないよ？(笑)』





『嘘じゃないし…。それしかも自分で言っちゃダメだよね。』





CM『こっちの方が気楽でしょ？ヌナにとって(笑)』




『はは…そうかもね。』



チラっと時計を見ると13時か…。

仕事は…15時…。


ギリギリほんのちょっとヌナと一緒にいれる
…かな？



CM『ヌナに気持ち信じて欲しいから、今から会いに行きます。』




『気持ち…？会いに来る？…ダメ！！』




CM『何で…？』



『チャンミナに会わせる顔ないし…そこまでされても私何も出来ない...。』


ねぇ...ヌナ？
俺はね？ヌナにそんな見返りを求めてる訳じゃないんだよ...？

俺がそんなこうしたいから、そうしてるだけであって..


...いい男っぽくしたいし、ヌナへのポイント稼ぎたい。


ただの、俺の自己満足だから


CM『何にもしなくていい。ただ居てくれればいいよ。』



またいい男気取って、余裕なんかこれっぽっちもないくせに...。



それでもゴモゴモ...と口を開くヌナを無視して




...電話を切った




ヌナ...俺約束は守る男だよ？

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