僕の思い、君の記憶

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KH『ちょっと、それ…どういう意味？？』


本気で怒ってる…。直感的にそう思った。

『私が彼氏じゃない人となにをしようが…関係ないじゃない。キュヒョナには…』

違う…こう言いたいんじゃない…。
なのに…勝手に口は動く。

もうやだ…なにこれ･･･


KH『･･･今から行く』


『ちょっ･････え？！ここ来ても入れないよ？』
焦る私。


KH『いい、無理矢理入る。』

だから･････もう(汗)


そうじゃなくて･･･

なんで、私の事好きでもないくせにそうやって期待もたせるの？

『ずるいなぁ…キュヒョナは』

KH『どこが…？(笑)』

『全部…』

KH『あそ…。(笑)まぁいいや、ちゃんと大人しく待っててね。』

『あっちょっ…』


ﾌﾟﾂ…


ほんと…自分勝手…。


ソファーを見ると…さっきまでの行為が脳裏に映る…。

寝ているチャンミナの方に行って…
「チャンミナ…」

とんとん…

CM「…ん。なに？」



私の後頭部に手を回して…キスをする直前･････


チャンミナの唇を私の手で止めて


「･････ダメ。これから、キュヒョナ来る。」


CM「…え？ちょっ何それ…本気で言ってんの？」


微笑んでいた優しい笑顔が一瞬で壊れるチャンミナ…


「うん…。ごめん。」


CM「…で俺はどうすればいい？」


やっぱり…チャンミナは意地悪だ。


こんな、一番言いにくいことを私に言わせようとする…。



「…帰って。」


なんで、もっと優しい言い方ができないんだろう…。


CM「…ふっわかった。」


「…ごめん。」


CM「別に…いいよ、ヌナはキュヒョナが好きなんだから…仕方ない(笑)」


「…ごめん。」
ただ、ごめんしか私からは言えなくて…

ただただ、何も喋らず重い空気が漂う中


CM「じゃ…帰るから」

私の頭をくしゃっと撫でながらそう言ったチャンミナ…

「…ん。本当にごめん。」

CM「あのさ…1つ聞きたいことがあるんだけど…」

「ん？なに？」


CM「アノ時は俺の事だけ…みてた？」


ほら…もうそんなの意地悪だよ。

「…見てた…と思う。」

そんな悲しい顔されたら、そうとしか言えないじゃない…


それならいいや、とまた笑って私を抱きしめられて

私はされるがまま…。


なんで、チャンミナのこと好きにならなかったかな…。

こんなにも優しいのに…キュヒョナのことを好きなんて...

好きになる相手…間違えちゃった...。

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