＊07＊ ページ7
あの、甘い声がこんな時でも聞こえちゃうとか...
あぁ...どうしよう。本当に重症。
考え込んでいたら後ろから、次こそはジン君がきて
JI「Aさん、どうしよう...」
そんな不安そうに、私を見る。
もしかして...悪い話だった…？
ゴクリ
唾を呑んで
「な、どうしたの？？」
そう言うと、もうこれでもかってくらいに口角を上にあげて
JI「今から…会おうって！！！！！」
そう言われた途端胸をなでおろして、一緒に喜んだ。
「早く行きなよ！待ってるよ？」
JI「…でも、どうやって抜け出せばいいの？」
隅っこでコソコソ会話してるわたし達…
「…じゃあ、、、、」
＊
「ごめん、私達ちょっと…抜けます。」
そう、リカにいうとなにかに感動したような顔をして、わかった！！と大きな声で言った
寒い星空の下、２人で出たお店。
「よし！早く行ってきな」
姉御肌ぶる、私。
JI「ヌナっ、ありがとう！」
そう言って、暗い夜道に消えていったジン君。
背中が見えなくなるまで、ジン君を見送って
空を見ながら、
「上手くいきますように…」
そう呟いた。
KH「ふは…ヌナ？何してんの」
こんな時まで、甘い声が聞こえる。
思わず、後ろを振り向くと
「えっ…？はっ！？」
ま、幻…？
何度も目を擦った。
２回…
３回…
けど、目の前の人物は変わらない。
「きゅ、キュヒョナ？？」
KH「ん…。そうだけど？」
優しく微笑むキュヒョナ
「なんで…じゃあ、さっきのお店で聞こえた声って…」
KH「うん。それ、多分僕。」
「なんで、こんなところに？？」
マフラーが暑く感じてきた
KH「だって…ここ、結構有名なレストランだよ？
僕も、調べてここにしたんだ。」
「あ…ってことは、彼女と？」
KH「うん…そう＾＾で？ヌナは？何してんの。」
そう、微笑むキュヒョナの笑顔は
冬のせいか…いつもより白く感じて。
唇も真っ赤で、鼻も真っ赤なのに
とっても、優しい笑顔だった。
「わ、私？んー…仕事の集まりみた、い、な、…」
合コンとは言いにくくて、仕事に逃げた。
KH「本当ヌナは嘘が下手だね。
合コンでしょ…？」
なんだ…知ってるんじゃん。
なら聞かないでよ。…そう思いつつも
「バレてた(笑)
…でも、なんでここに...彼女待ってるんじゃないのー？」
そうよ…彼女待ってるのになんで、こんなところ
まるで、私に会いに来たみたいじゃない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
puu(プロフ) - ケイコさん» ケイコさんいつもコメントありがとうございます！わわ…そんなこと言ってもらえるなんて…(泣)ありがとうございます…。。本編はいい作品が出来るよう…心がけて頑張りますのでもし良かったらそちらもよろしくおねがいします (2014年12月26日 16時) (
レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - ささらさん» ささらさんコメントありがとうございます…あぁ...(泣)そんなこと言ってもらえるなんて本当に嬉しい気持ちになります…(;´д｀)ﾄﾎﾎ…良かったらこれからもよろしくおねがいします (2014年12月26日 16時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
ケイコ(プロフ) - ｷｭﾋｮﾝと少しだけでもX'mas過ごせて良かったです。素敵なX'masのお話ありがとうございました。 (2014年12月26日 5時) (レス) id: 0c37c68a40 (このIDを非表示/違反報告)
ささら(プロフ) - 今更ですが、パスワードありがとうございました。素敵なお話でしたよ。優しい気持ちになりました。ありがとうございました^ ^ (2014年12月26日 4時) (レス) id: d6e36b490b (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - ケイコさん» ケイコさんコメントありがとうございます！キュンキュンしていただけるか不安ですが頑張ります！(笑) (2014年12月23日 18時) (レス) id: a390daf430 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：puu | 作成日時：2014年12月20日 19時
