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大野side
森の中にひっそりとあった神殿
霧に隠れて長と一緒でなければ来る事なんて不可能だったろう。
ギリシャ彫刻かのような神殿のドアが開いて、一人の人が出てきた。
若葉色の巫女のような装い、中国の皇帝の衣裳みたいなんて思ってしまった。
相葉「やっと・・・会えた。この日を待ってたの。
初めまして。大野さん、雅紀です。来てくれてありがとう」
俺の前までやってきて、そう言って俺の両手を握った雅紀に思わず見とれてしまった///
焦げ茶の長い前髪から見えるグリーンの瞳。とてもきれいで、
それに彼から放たれている癒しの力なのか緑豊かで、疲れが取れていくような感覚を感じる。
大野「俺も、大野・・・智でもいいよ。やっと長年の願い叶う第一歩だね。
全て願い通りとはいかないかもしれないけど、楽しんでもらいたいとみんな頑張って鍛錬して来たの。俺も君を守りたい傍にいたくて仕方なかったよ。今日からよろしくね」
そう言うとフワっと笑うその笑顔。後ろにいた松潤でさえも息を飲んでいたのが分かる。
そして長と途中から総理大臣も加わりその後に続く。守りの能力者達も加わって神殿を後にして、国会議事堂から海まで行く予定。
相葉「海ってどんなの？冷たいの？」
俺と手を繋ぎ、歩く。
初めて繋いだその手は夢で握った手と同じ感覚だった。
俺は感動と喜びを感じながら同時に、周囲を注意深く見る事も忘れないようにしないとと視線だけは外へ向けていた。
相葉「智に声が届いた時、本当に嬉しかったの。俺の心を聞いてくれた初めての人だったから」
大野「ずっと声だけだったけど、手が見えて雰囲気が感じられて、本当に辛いんだ、切羽詰まった辛さを感じられて放っておけるかってなったんだ。今がすごく俺も嬉しいよ」
そして大きな階段を降りていく最中、イヤモニに不審者を捕まえたと入った目線だけ見てその方向に櫻井さんやニノがいた方向だと気づいた。
怪我人はいないから安心はしたけど、多くの人がリスクを背負いながら最大限この日の為に準備してきた結果が今でた。
でもまだ始まったばかり。見たい景色、見たい物をより多く見せてあげたい。
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ケイ♪(プロフ) - まさきっちさん» 最後まで読んでくださりありがとうございます。楽しんでいただけて嬉しいです (2023年1月5日 10時) (
レス) id: d4529d15b6 (このIDを非表示/違反報告)
まさきっち - ケイ♪さんお疲れ様でした。みんな笑顔になれてよかった。又新しいお話楽しみにしてます。 (2023年1月3日 21時) (レス) @page38 id: 61f762c73c (このIDを非表示/違反報告)
ケイ♪(プロフ) - まさきっちさん» まさきっちさん、コメありがとうございます♪あと数話ですが楽しんでいただけたら嬉しいです (2023年1月2日 20時) (レス) id: d4529d15b6 (このIDを非表示/違反報告)
まさきっち - 明けましておめでとうございます本日始めて読みました。凄く感動しました。続き楽しみに待ってますケイさんにとっても良い年になりますように🙏 (2023年1月1日 12時) (レス) @page29 id: 61f762c73c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケイ♪
作成日時：2022年12月19日 20時
