15 ページ16
櫻井side
櫻井「なんか俺の方も緊張してきた(汗)」
ニノ「ちょっと翔さんまで(汗)かくいう俺もこんな人や雰囲気初めてだよぉ」
警官だけで何百人もいる。車も通行規制しているのだろう。
そして能力者は色別に分かれた服を着ている。仲間内でもわかるようにだろう。
みんな緊張しているのが分かる。
人の多さ、緊張に張り詰めた空間、そんなの人生でそう体験するものではない。
ニノ「大野さんと松潤は？」
櫻井「あの2人は雅紀に選ばれた人達だから、長と一緒に雅紀を迎えに行って一緒に来るらしい。俺らはそれまでに、怪しい人がいないか、つねに監視、巡回だね」
俺とニノは現場を巡回し不審者がいないかパトロールするのが務め、2人一組ということもありニノと一緒になる事ができた。
ニノ「ですね・・・こんだけいてやろうとする人は、相当の上手でしょうから、気が抜けないですね」
もし見逃して雅紀に何かあれば、この日までの努力が水の泡だ。
櫻井(そうなれば、大野さんやみんなが受けるショック
そしてこの世界が受けるショックがいかほどか・・・)
そして1時間後、巡回組には念入りに持ち場をもう一周させられて
その後は目視で監視気になれば巡回、そして20分に一回は巡回の予定だ。
細かいが、それも悪意ある人を見逃さない為だ。
失敗は許されない。だから警戒は強いに越したことはない。
それから1時間後
周りの空気が変わったのを感じた。
俺とニノは目を見合わせた。
大きな階段の上に数人の人影が見えた。
降りてくるにつれて姿が明確に見えてきた。
ニノ「中央にいるのが雅紀って事ですかね
すごい中性的で美しい・・・」
同感だった。
焦げ茶の髪は前髪が顎まで長く後ろは短い、瞳はグリーン
生命の色である緑の衣裳は、足元を隠すほど長くても、その体の線の細さを隠せてはいない。
美しい・・・誰もが一瞬息を飲んだ。
だが、見とれていてはいけないと俺はすぐ周囲に視線を巡らせた。
この時を悪意ある奴らが狙ってきているはずだから。
櫻井(もっと近づくのを待ってるか？もっと近寄ろうと動こうとする頃だ
そんな奴らいるだろうか？)
長と総理大臣を先頭に
雅紀君の左に大野さん、右に松潤がいて周囲を警戒しながらゆっくり歩いてきている。
後ろにも背後や上部を警戒している能力者の人達がいる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ケイ♪(プロフ) - まさきっちさん» 最後まで読んでくださりありがとうございます。楽しんでいただけて嬉しいです (2023年1月5日 10時) (
レス) id: d4529d15b6 (このIDを非表示/違反報告)
まさきっち - ケイ♪さんお疲れ様でした。みんな笑顔になれてよかった。又新しいお話楽しみにしてます。 (2023年1月3日 21時) (レス) @page38 id: 61f762c73c (このIDを非表示/違反報告)
ケイ♪(プロフ) - まさきっちさん» まさきっちさん、コメありがとうございます♪あと数話ですが楽しんでいただけたら嬉しいです (2023年1月2日 20時) (レス) id: d4529d15b6 (このIDを非表示/違反報告)
まさきっち - 明けましておめでとうございます本日始めて読みました。凄く感動しました。続き楽しみに待ってますケイさんにとっても良い年になりますように🙏 (2023年1月1日 12時) (レス) @page29 id: 61f762c73c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ケイ♪
作成日時：2022年12月19日 20時
