子持ちの未亡人に恋をしました。【 降谷零】

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｢学校どう？だいぶ忙しそうだね ｣

｢毎日扱かれまくりだよ。まあ、ちゃんと鍛えておかないといざって時に誰も守れないもんな｣

｢ふふっ、いい顔してるね｣

｢そりゃあ、守らなければいけないものが俺にはあるからな｣


誇らしげに語る彼は、きっといい警察官になるのだろうなというのが伝わってくる。


｢零は？零も元気にしてる？｣

｢ああ。ゼロは素質あるみたいで特に上官から気に入られて扱かれてるよ。俺たちのメニューに追加してメニュー組まされてるから｣

｢ははっ、次にあった時ゴリラだったらどうしよう｣

｢ぶはっ、ゴリラ！近しいところまではいくかもな｣


本人をよそに零の話題で盛り上がり、やはり零は才能を開花させているのだろうことがわかる。
勉強熱心な彼のことだ、根詰めすぎていないと良いけれど。


｢Aこそどうなんだ？医学部、もう手術とかしてたりして｣

｢まさか、まだ学生だよ。それ、景光がもう犯人逮捕してるのって聞かれてるのと一緒にだよ｣

｢ははっ、そりゃ無理か｣

｢やっぱり無理なのかあ｣


お互いの近況なんかを報告しあったり、学生のときの話をしたりで時間があっという間に経っていく。
気がつけば夕日も沈みゆく時間になっていた。






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