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「………アイツはある組織に潜入していた捜査官だった。そこで特別な名前を貰えるくらい信頼を得られていたんだがある時NOC…スパイの疑いがかかってな。
…………………………裏切りの制裁として組織にいた奴に殺されたよ 。ごめん、アイツのこと守ってやれなくて………」
「………………………そっか。
ありがとう、やっと聞きたかったことが聞けたよ。ずっと何もわからなくて苦しかったけど……………やっぱり景光はもうどこ探してもいないんだね。
零、辛いこと思い出させちゃって、ごめんね………」
あの日誰も棺の中にいないまま葬儀も全部済ませたとしても、毎日お祈りを欠かさなかったとしても心のどこかでずっと引っかかっていたことにようやく答えがでた。
でも。
零は？
零はこの数年ずっと全部知っていたという苦しみを背負ってきたのだろう。
「零は………看取ってくれたの、かな？ありがとうね、最期に一緒にいてくれて」
「怒らないのか」
「なんで？親友に見送ってもらったんだよ？悲しくないわけないけど景光が独りで逝ったんじゃないだけ景光も幸せでしょう？だってこの国を守るために戦ってくれてたんだもの……ああ、零は今でも戦ってくれてるよね。ありがとう、いつも国を守っていてくれて」
これだけの年月が経ったからこそ出る言葉だ。
まだ1周忌もおわっていないうちだったら零に当たり散らすところだった。
彼、零のこんな表情すら気にもとめられないくらいだっただろうとおもう。
薄暗い室内の中で零の肩が震えていた、ような気がした。
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papillon(プロフ) - クーニャンさん» クーニャンさま。容疑者絞られましたか？名前を出す話の流れじゃなくなってきていてなかなか答え合わせができません( 笑 ) (2018年6月12日 23時) (
レス) id: 03cfa80abb (このIDを非表示/違反報告)
クーニャン(プロフ) - あむあむの幼なじみということは！あの人ですね！ (2018年6月9日 13時) (レス) id: 99bb6326e7 (このIDを非表示/違反報告)
papillon(プロフ) - クーニャンさん» クーニャンさま。番号振り直しました。ご指摘ありがとうございます！お、4人も旦那容疑かかってますか？さて、その4人のうち誰なのか…まだ文才的に出せないのですが色々妄想してみてください (2018年6月8日 0時) (レス) id: 03cfa80abb (このIDを非表示/違反報告)
papillon(プロフ) - ゆきんこさん» ゆきんこさま。すばらしいなんてありがとうございます！更新頻度は高くないと思いますが見守っていただけると嬉しいです (2018年6月8日 0時) (レス) id: 03cfa80abb (このIDを非表示/違反報告)
クーニャン(プロフ) - 夢主の夫は誰だろ？4人いましたよね？ (2018年6月7日 12時) (レス) id: 99bb6326e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：papillon | 作成日時：2018年6月2日 21時
