育休1 ページ1
ポカポカ陽気の気候はどうにも眠くなる。
いや、私はいつだって眠いんだけど。
寝ていいよって言われたら寝られる自信はある。
だって寝ていいんでしょ？
普段より強い眠気を感じつつも起きて仕事をしていれば大抵のことは眠気も吹っ飛ぶってもんよ
｢Aせんせー！！おはよーっ！！｣
｢おはよう、ゆのちゃん｣
｢きょうは なにするの？｣
職場に着けば可愛い子供たちの声が犇めき合う。
クラスの子に挨拶すれば相方の先生と今日のカリキュラムについて話を詰めていく。
今日は製作後戸外活動に決まりだ。
そんなこんなで昼を過ぎて終業の時間となっても眠さはあんまり変わらなくて。
いつもの通り玄関の鍵を開けると、朝電気を消して出たはずなのに明るいし
なにより美味しい香りが漂ってくる。
これは、あれだ。
うん、そう、肉じゃが。
｢零っ！おかえり！｣
｢ただいま。今日は早かったんだな｣
ぎゅーっと料理をしている旦那様、零の腰に抱きつけば柔らかく微笑んで返してくれる。
あーもう零とあうの3日ぶりかも！
｢それはそうと、中にいるのが俺と確認しないでこの行動は警戒が足らんぞ｣
｢えっ、自宅なのに？｣
｢そうだ。物色中の犯人だったらどうするんだ｣
えー！
どんなシチュエーションだよ、それ！
火サスとか見すぎてるんじゃない？
っていうかそれを零が言ったらすごいリアルなんだけど。
今回片付けた案件の発端が実はこれだったり！？
｢犯人が私のために料理を振舞ってくれるの？｣
｢お前のストーカーがいたりしたらなくはないかもな｣
｢それは大丈夫！だって零の作ったこの肉じゃが！！この匂いを嗅ぎ間違えるわけないもん！｣
｢………犬？｣
｢ひどい！｣
もー！
至極真面目に答えたつもりだったのに、零を爆笑させるには十分だったらしい。
一頻り笑い終わったあとの零の瞳にはうっすらと膜が。
あーあ、そのベビーフェイスで涙を拭うな。
余計可愛くみえるじゃんね。
｢ほら、お前の大好きな俺特製ご飯ができたから食べるぞ｣
｢はーい、手を洗ってくるね！｣
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推しが尊くて死にそうになってる人(プロフ) - この作品はもう更新されないのでしょうか？私はこの作品がとても好きで応援してるのでまた更新してくれたら嬉しいです！ (2023年1月20日 23時) (
レス) id: ada520060d (このIDを非表示/違反報告)
TAMATA?(プロフ) - 復活同じく待ってます!更新頑張って下さい!出来れば男の子がいいです.....零さんの嫉妬の姿がみたいԅ( ¯ิ∀ ¯ิԅ)ｸﾞﾍﾍﾍ (2022年3月27日 15時) (レス) @page24 id: bc97e24c30 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - 復活待ってます！すごく面白かったです！ (2021年2月15日 18時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：papillon | 作成日時：2019年1月20日 13時
